トイレの床リフォーム|おすすめの床材や柄、費用や注意点を徹底解説

毎日必ず利用する場所であるトイレ。水などで劣化しやすい場所でもあり、床の汚れを放置すると、清潔感や快適さにも影響してしまいます。トイレの床リフォームで、快適かつ清潔なトイレを手に入れましょう。

この記事では、トイレリフォームの時期や、おすすめの床材や柄、費用や注意点などについて詳しく解説しています。また、床リフォームの事例も紹介していますので、参考にしてください。

 

 

【メリット】トイレの床、リフォームするべき?

悩んでいる女性

トイレの床をリフォームすると、どんなメリットがあるのでしょうか。詳しく解説します。

 

1. トイレの雰囲気が変わる

古くなったり汚れたりした床は、トイレに暗い印象や不潔な印象を与えるもの。リフォームして新しくきれいな床に変えることで、トイレの雰囲気が大きく向上します。明るく清潔感のあるトイレは、心地よく使えますし、見た目も美しくなるなど、メリットが数多くあります。

また、自分の好みやインテリアに合わせて床材や柄を選べるのも魅力です。木目調やレンガ調などさまざまなデザインがありますので、トイレの雰囲気を自由に変えられます。

トイレの雰囲気が変わると、トイレに入るたびに気分が上がりますし、来客時にも好印象を与えられます。

 

2. トイレの機能性が向上する

床材を汚れや臭いに強いものにすれば、トイレの清掃やメンテナンスが楽になります。床材の中には消臭効果や抗菌効果をもった床材もあるため、臭いが気になっている人はぜひ検討してみましょう。

トイレの機能性が向上すると、トイレの使用感や快適さも高まりますし、衛生面でも安心が生まれます。

 

 

トイレリフォームは築何年で実施する?

住宅にかかる費用

トイレの床材の耐用年数は10〜15年程度のため、このタイミングでリフォームを実施しましょう。

なお、トイレの床リフォームは、便器交換や、トイレ全体のリフォームのタイミングで一緒に実施するのがおすすめです。というのも、床の張り替えの際は便器を着脱する必要があり、そのために数万円の費用がかかってしまいます。

どうせなら、便器もそのタイミングで一緒に交換してしまったほうが安上がりですし、気分も変わって新鮮な気持ちでトイレを使えます。

 

 

トイレのリフォーム床材選びのポイント

笑顔の女性

トイレの床リフォームで重要なのは、床材の選び方です。床材には様々な種類や特徴がありますので、自分の好みや予算、トイレの環境や目的に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、トイレのリフォーム床材選びのポイントを2つご紹介します。

 

1. 水や汚れに強い床材を選ぶ

トイレは水や尿などの汚れが付きやすい場所です。そのため、床材も水や汚れに強いものを選びましょう。

防水性や耐久性に優れており、水拭きや掃除機で簡単に掃除できる素材を選ぶことが重要です。このため、木材などの水に弱い素材は、できれば避けたほうが無難かもしれません。

 

2. 滑りにくい床材を選ぶ

水回りであるトイレ。滑りにくいものを選び、転倒や怪我を防ぎましょう。クッションフロアやフローリングは、滑りにくい素材も選べるためおすすめできます。

 

 

【床材のおすすめ】トイレリフォームに選ばれる床材

リフォームの打ち合わせ

トイレリフォームには、どのような床材が選ばれるのでしょうか。特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説します。

 

クッションフロア

耐水性の高い「塩化ビニール樹脂」と呼ばれる素材でできたクッションフロア。掃除がしやすいほか、安価で取り替えやすく、トイレによく用いられています。

遮音性に優れた商品もあるため、音が気になる人はクッションフロアを検討してみましょう。

ただし、耐用年数はほかの素材よりも少ないため、定期的な交換が必要です。

 

フロアタイル

塩ビ素材のタイルで、木目柄や石目柄を再現しています。質感がリアルで、耐久性もあり、施工が簡単、メンテナンス性にもすぐれているなどのメリットがあります。

クッションフロアに比べて高価であるほか、防音性には欠けています。

 

フローリング

木材をベースに作られた床材です。トイレ以外の場所とデザインを合わせられるメリットがあります。

ただし、トイレ用に防水加工などのしてあるフローリングでない場合、カビや腐食などが発生してしまう可能性もあるため注意しましょう。

 

タイル

陶磁器製の床材です。ほとんど傷みが出ず、耐水性や防汚性にも優れています。高級感や、モダンさを出したいときにおすすめできます。

一方で、ひんやりとしているほか、滑りやすいなどのデメリットも。

 

 

【柄のおすすめ】トイレリフォームに選ばれる床の柄

 クッションフロアやフロアタイルなどの床材を使えば、プリント柄はもちろん、木や石などを模した模様も自由自在に選べます。ここでは、トイレリフォームに選ばれやすい床の柄について解説します。

 

レンガ柄

白っぽいトイレ本体や壁紙と相性バッチリで、シンプル・ナチュラル・おしゃれな印象のデザインにしたい方にピッタリ。北欧風のデザインを考えている方にもおすすめです。

 

大理石柄(マーブル)

モノトーンの大理石柄です。白っぽいものを選べば、トイレ空間を広く見せられるのも大きなメリット。壁やドアとの組み合わせによって、エレガントな印象もモダンな印象も作り出せるため、好みに合わせて選んでみましょう。

 

木目調

水に濡れやすいトイレでは、無垢材などを床に使うことは避けたほうが無難。ただし、クッションフロアやフロアタイルなどの床材の中には、木目がリアルにプリントされているものもあります。

木目調の床材は、ナチュラルな雰囲気が出せるのが大きな魅力。壁材との組み合わせ方によっては、個性的かつおしゃれな空間が作り出せます。

 

無地

万人に受け入れられやすいのが、シンプルな無地の床材です。白っぽい色の場合は空間を広く見せられ、黒っぽい色の場合はモダンな印象を作れます。

また、床材の組み合わせ方によっては市松模様やストライプ柄を作ることも可能です。個性的な空間作りをしたい人は検討してみましょう。

 

 

トイレの床リフォームにかかる費用

豚の貯金箱

床材の張り替えには、以下の費用が目安としてかかります。

・クッションフロア:1.5万円

・フロアタイル:3万円

・フローリング:4万円

・タイル:5万円

これに加えて、既存の床の撤去費用もかかります。目安は、クッションフロアやフロアタイルであれば2,000円前後。フローリングやタイルの場合は2万円程度です。

さらに、床材のみをリフォームする場合、工事の際にトイレ本体を着脱する費用として数万円がかかります。

 

 

【注意点】トイレの床リフォーム、何がポイント?

悩む女性

トイレの床リフォームで注意するべきポイントを3つご紹介します。

 

1. 床の高さに注意する

床材の選び方によっては、内開きのドアの開閉でつっかえが生じてしまう可能性もあります。毎日使うトイレで、小さなストレスが発生するのは避けたいもの。リフォームによって床の高さが変わらないかどうかは、必ずチェックしましょう。

特に防音機能のある床材など、ボリュームのあるものを選ぶ際は注意が必要です。

 

2. プロに依頼する

トイレの床リフォームはDIYも可能ですが、自信がない場合はプロに依頼しましょう。施工時間や費用を事前に見積もってもらえるほか、施工品質もよく、場合によってはアフターサービスなどを受けられる可能性があります。また、自分では思いつかなかったデザインや床材のアイデアを提案してくれることも考えられます。

水回りは毎日使う上、痛みが激しくなりやすい場所です。自己流で実施してすぐにまたリフォームになってしまうよりも、確かな品質でリフォームをしてくれるプロに依頼することはぜひ検討したい選択肢です。

 

3. 水回りのリフォームに強い業者を選ぶ

プロにリフォームを任せる場合は、会社の選び方にも気をつけましょう。リフォーム会社は、それぞれ得意分野が異なります。水回りのリフォームが得意な業者に依頼することで、納得できるトイレリフォームが実現できます。

また、水回りのリフォームに強い業者であれば、設備や機器をまとめて発注している可能性が高いため、工事費用のコストダウンにもつながります。

 

 

トイレ床リフォームの事例

トイレの画像

ここからは、株式会社ナカトウが実際に施工した、トイレの床材を含むリフォームの事例を紹介します。

 

ヘリンボーンの床板でナチュラルに

トイレの事例

マンションのトイレをオーダーメイドでリフォームした例です。

ヘリンボーンの床材が印象的なこのリフォーム。ヘリンボーンとは「ニシンの骨」という意味で、開いた魚の形に似ているような模様のことをいいます。薄青いレンガ調の壁と組み合わせることで、ナチュラルかつ高級感のある空間を演出しています。

>リフォーム事例を詳しくみる

 

汚れの目立たない床材でお手入れも楽

トイレの事例

シンプルなベージュ模様は、ナチュラルな雰囲気を作れるほか、髪の毛や汚れなどが目立ちづらいのが大きな魅力です。奇抜なところがなく、万人に受け入れられやすいのもポイント。

床に凹凸がないため、汚れもたまりづらく、お手入れも簡単。手間をかけずに、清潔感のあるトイレを維持したい人にピッタリの床材です。

>リフォーム事例を詳しくみる

 

石目調の床材とモノトーンの壁がモダンにマッチ

石目調の床材を使ったリフォームです。黒と白の壁で、モダンに仕上がっています。トイレに入った瞬間に目に入る、背中側の壁材だけを白く。部屋全体を広くみせる効果があるほか、圧迫感も緩和されています。

トイレも合わせてタンクレスタイプに交換することで、モダンさが底上げされています。

>リフォーム事例を詳しくみる

 

まとめ

トイレの床リフォームは、快適さや清潔感を高めるだけでなく、トイレの雰囲気や機能性も変えられるメリットがあります。ただし、トイレという場所の性質上、床材には向き・不向きがあるもの。清潔さを長持ちさせられるような素材を選びましょう。

トイレの床リフォームで快適さと清潔感をアップさせるためには、自分の予算や好みに合ったプランを立てることが重要です。ぜひこの記事を参考にして、トイレの床リフォームを成功させましょう。

トイレの床材リフォームを検討している方は、ぜひナカトウにご相談ください。水回りの卸業者としてのノウハウを活かし、豊富なリフォームプランを提案します。

 

 

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ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

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