古い小屋をリフォームしたい!アイデアや税金、法律上の注意点を解説

古い小屋をリフォームして、スペースを有効活用したいと考えている人は少なくありません。しかし、小屋のリフォームを実施している人が周囲におらず、参考にできる事例がないと、何から始めればよいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、古い小屋をリフォームする際に知っておきたいポイントを解説します。リフォームのアイデアはもちろん、建築基準法上で気をつけるべき注意点など、法律関連の注意点についても解説しているため、古い小屋を改装したいと考えている人は、参考にしてください。

 

古い小屋のリフォームで何ができる?

会話をする男女

そもそも小屋はどのようなことに使えるのでしょうか。小屋の活用アイデアをまとめました。

 

物置として

最もオーソドックスな使い方は、物置として活用することです。収納棚や物干し台などを設置して、庭仕事に使う道具や家庭用品などを収納することができます。

小屋のデザインにこだわり、庭の雰囲気を格上げできることも魅力です。

 

バイクや自転車置き場として

物置に並ぶオーソドックスな使い方が、バイクや自転車置き場として活用すること。小屋に屋根と壁を付ければ、大事なバイクや自転車をサビや強風から守れます。

また、小屋の色や素材を家の外観とも合わせられるため、住宅全体に統一感が生まれます。

 

自宅ショップとして

自宅ショップのスペースとして活用することもできます。趣味や副業にぴったりで、考えるだけでもワクワクしてしまう活用方法ですよね。小規模なショップであれば、リビングなどをショップのために使わずとも、小屋で十分なスペースが確保できます。また、小屋の外観や内装を自分好みにアレンジできるのも小屋ならではの魅力といえます。

ただし、小屋が商業施設として扱われる際は、建築基準法や消防法などの関連法令に適合する必要があります。床面積や出入口の数、防火対策などに制限が生まれることには注意しましょう。

 

サンルームとして

サンルーム

サンルームとして活用することも考えられます。サンルームとは、ガラスやプラスチックなどで囲まれた部屋のことで、太陽の光や熱を取り入れられるのが魅力です。植物を育てたり、読書や趣味を楽しんだり、リラックスしたりする場所として人気です。ヨガなどのエクササイズで使用する人も多いほか、洗濯物を干す場所として活用する例もあります。

 

リラックスできる空間、休憩所として

机やソファなどのくつろげる場所を設置すれば、小屋は自分だけのプライベートルームになります。読書や趣味、勉強や仕事などに集中できる環境を作れるほか、お昼寝や庭仕事中の休憩所、ピクニックの場所としても利用できます。小屋から見える庭の景色や季節の移り変わりを楽しむ贅沢な時間も過ごせることでしょう。

断熱材や暖房器具などで冬場の寒さ対策をしたり、電気や水道などのライフラインを整備したりすれば、くつろげる度合いはもっと高まりそうです。

 

アトリエとして

作業台を導入して、絵画や陶芸、木工などの創作活動に取り組むことも検討してみましょう。小屋は自分の好きなようにデザインやレイアウトを変えることができるので、自分の感性やスタイルに合わせた空間を作ることができます。また、小屋から見える自然の景色や光が、創作のインスピレーションになるかもしれません。

作業をしていると、絵の具や粘土などで有害な成分が発生することもあるもの。通気性のいい小屋は、作業にもピッタリです。

 

近所の人や孫、家族と交流する場所として

近所の人や孫、家族と交流する場所としても活用できます。家に招くよりも気軽に人と交流できるのは大きな魅力です。また、家よりも小屋のほうが、遊び心のある仕掛けを取り入れやすいのもメリットです。たとえば、小屋の壁に絵を描いたり、小物や飾りを飾ったり、照明や音楽を変えたりすることを検討してみましょう。

 

 

古い小屋とは?

小屋

ここまで、さまざまな小屋のアイデアを見てきました。しかしそもそも、小屋とは何なのでしょうか。

「小屋」と聞いたときに、簡易的な建物や物置のようなものをイメージする人は多いかもしれません。しかし、建築基準法には「小屋」という用語はありません。建築基準法では、屋根と柱と壁があれば、どんなに小さい建物でも「建築物」として扱われます。

一方、固定資産税などの対象になる固定資産かどうかは、基礎工事を実施しているかどうかによって見分けられます。「建築物だけれども、税金の対象にはならない」という状況も起こりえるため、混乱しないように気をつけましょう。

 

【建築基準法】古い小屋のリフォームをする注意点

指をさす男性

建築物として扱われるということは、建築基準法の規制に従わなければならないということです。小屋を新しく建築したり、増築をしたりする際には、建築基準法上のどのようなことに注意をすればよいのでしょうか。詳しく解説します。

 

増築と新築には注意

基本的に、小屋をリフォームする際に確認申請が必要になることはほとんどありません。ただし、新築・増築する場合は、建築確認申請を出す必要があるケースが多いことに注意をしましょう。

建築確認申請とは、建物が建築基準法や関連法令に適合しているかどうかを確認する手続きです。建築確認申請を出さないで建てた場合は、罰則や強制撤去の対象になる可能性があります。

なお、建築基準法における「新築」とは、何もない更地に新たに建築物を建てることをいいます。主屋があって新しく小屋を作る場合や、二つ目の小屋を作る場合については「増築」扱いになるため注意しましょう。

DIYで小屋を新築・増築する場合でも、条件に当てはまる場合は建築確認申請が必要です。

 

【増築】建築申請確認をしなくてよいケース

建築基準法では、準防火・防火地域ではない土地で10平米(6畳程度)以下の増築をする場合は、建築確認が不要です。準防火・防火地域とは、火災の危険性が高い地域のことをいい、建物の構造や材料に厳しい制限がかけられています。

なお、準防火・防火地域ではない土地で増築する場合については、10平米を超えるときのみ確認申請が必要です。

 

【新築・増築】建築申請確認をしなくてよいケース

以下のケースでは、建築申請確認が不要です。

・小屋を建てる土地が都市計画区域外の場合

・小屋を建てる土地の用途地域が無指定である場合

都市計画区域とは、都市計画法に基づいて都市計画が行われる地域で、建物の高さや容積などに制限があります。都市計画区域外の場合は、確認申請をしなくてもよい場合があります。ただし、準防火・防火地域や景観地区などの特別な区域である場合は、確認申請が必要になることもあります。

用途地域とは、土地利用法に基づいて土地の利用目的や性格に応じて分類された地域で、建物の用途や規模に制限があります。用途地域が無指定であれば、床面積にかかわらず確認申請をせずに新築できます。

 

自治体独自の条例があるケースも

建築基準法には違反していなくても、自治体が独自に定めた条例に違反するケースがあることにも注意が必要です。たとえば観光産業がさかんな地域では、景観や環境を保護するために、建物の色や形、高さなどに制限を設けていることがあります。

また、建築物の設置場所や距離などに規定を設けていることも。

自治体独自の条例に違反すると、罰則や強制撤去の対象になる可能性があります。

古い小屋をリフォームする前には、自治体に確認を取ることを忘れないようにしましょう。自治体によっては、リフォームに関するガイドラインや相談窓口などを設けていることもあります。

 

設備を豪華にしすぎない

建築基準法施行令では、1つの区画には1つの建物しか建築できないと定められています。小屋にトイレや風呂、キッチンなど水回りが完備されている場合、1つの建物として見なされることがあります。この場合は違法建築に該当してしまうケースもあるため、十分に注意しましょう。また、水回りが完備されている小屋は、固定資産税や住民税などの税金がかかる可能性も高くなることにも注意が必要です。

なお、この法令は「生活に必要な用途不可分の建物」であれば、例外として建築できるのがポイント。生活に必要な用途不可分の建物とは、主屋と一体的に利用される建物で、たとえば車庫や物置、温室、お風呂などが該当します。

小屋が物置などにしか利用されない場合は、建物とは見なされません。

 

設備を充実させたい場合は分筆手続きを

古い小屋の水回りなどを完備させ、もう1つの家として利用したい場合は、主屋と小屋とで敷地を分割する分筆の手続きを取りましょう。ただし、分筆には登記や測量などの費用がかかるため、その分の予算も含めて用意しておく必要があります。

 

古い小屋のリフォームで固定資産税の対象になることはある?

豚の貯金箱

古い小屋をリフォームするときには、固定資産税のことも考えなければなりません。建築物として扱われるということは、固定資産税の対象にもなる可能性があるからです。

古い小屋が固定資産税の対象になるかどうかは、基礎工事を実施しているかどうかで判断します。基礎工事を行っている古い小屋は、土地に定着しているとみなされ、固定資産税の対象になります。

また、古い小屋が建築物として扱われても、評価額が20万円以下であれば免税になり、固定資産税はかかりません。

 

まとめ

小屋

アイデア次第で、さまざまな活用方法ができる小屋。古い小屋をお持ちの場合は、リフォームをして自分好みの空間を作り上げられるため、ぜひ有効活用してみましょう。

ただし、小屋の増築や新築には建築基準法の制限が生じることも。自分の実現したい小屋のアイデアが法律に適合しているかどうかは、十分に注意が必要です。

工事の前には、自分だけで判断せず、自治体や、信頼できる業者に前もって相談しておくことをおすすめします。専門家の知識も入れながら、理想の小屋を実現させましょう。

 

 

信頼できるリフォーム業者をお探しならぜひナカトウへ

名古屋市熱田区にショールーム(Idea Lab.Rinobea)を構えるナカトウは、主に愛知県内で、リフォーム・リノベーションを実施しています。

Panasonicをはじめとする水回り設備の卸業者として、おかげさまで50年以上の経験と実績がございます。現場調査から、商品のご提案、工事まですべて自社で担当します。

ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

LINE無料相談も好評受付中

直接、弊社のリフォーム担当にご相談いただける【LINE無料相談】が大変好評です!

 

「キッチンのリフォームを考えているんだけど、どう進めたら良いかわからない」

「お手入れのカンタンな、おすすめのトイレを知りたい」

「高齢者も安心して入れるお風呂のリフォームはできますか?」

「水回り設備の卸しって、最新の設備も買えるの?」

「工事費込みで見積もりを出してほしい」

 

などなど、何でもお気軽にご相談ください。

またLINE上で、お見積りのご提案も可能です。

今すぐLINEでご相談はこちら

名古屋でリノベーション会社をお探しなら

 

当社リノベーション事業部から生まれた

リノベーションブランド

Idea Lab.Rinobea「アイデア・ラボ・リノベア」

 

リノベーションというと

「オシャレ」「カッコいい」「若者向き」「個性的」

みたいなイメージのようですが

 

オシャレやカッコよさだけでは

永く住まう、居心地の良い家にはなりません。

 

『Idea Lab.Rinobea』。

 

その名に「Idea」が入っているのは

お客様一人ひとりの理想の暮らしを実現するために

アイデアをしっかりとカタチにすること。

 

水まわり設備の卸問屋として

50年を超える実績と経験から生まれた

『家事ラクリノベ』もそんなアイデアの1つです。

 

私たちのこだわり、取組みをぜひ知ってください。

 

▼Idea Lab.RinobeaのHPはコチラ

(名古屋でリノベーション会社をお探しなら)

シャワールーム設置で快適な暮らし|メリットやデメリット、費用を解説

欧米のホテルなどでよく目にする、シャワーだけのスペースのことを「シャワールーム」といいます。お風呂の文化がある日本では、シャワールームを導入している住まいは少数派。しかし、家の面積が限られている人や、お風呂に浸かる習慣がない人、介護や二世帯居住などの事情がある人にとっては、非常に魅力的な設備でもあります。

この記事では、シャワールームを設置するメリットやデメリット、かかる費用などについて解説します。シャワールームの種類についても解説しているため、シャワールームに興味を持っている人はぜひ参考にしてください。

 

 

シャワールーム=浴槽のないバスルーム

シャワールーム

シャワールームとは、浴槽がなく、シャワーだけが設置されたスペースのことをいいます。

 

不動産投資SQUAREが実施したアンケートによると、都心の賃貸ワンルームマンションに住む人で、入浴設備はシャワールームだけでよいと考える人は、全体の23.2パーセント。ほぼ4分の1の人が、シャワールームに対して好意的な考え方を持っていることが分かります。

 

 

シャワールームを設置するメリット

喜ぶ女性

シャワールームを設置することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく解説します。

 

手軽に身体を洗える

浴槽に入らなくても、シャワーで汗や汚れを落とせるシャワールーム。忙しい朝や疲れた夜にも時間をかけず、気軽に入浴できるのは大きなメリットといえるでしょう。

また、浴槽があるバスルームの場合、浴槽をほとんど利用していなくても、定期的に浴槽の掃除をしなければ、カビや水垢が発生してしまうことも。シャワールームだけであれば、掃除の手間は大幅に少なくなります。

忙しい毎日を過ごしていると、お風呂に入るのが億劫になってしまうことも。シャワールームであれば、思い立った瞬間にシャワーを浴びられる気楽さが生まれます。

 

水道代やガス代を節約できる

浴槽にお湯を張ると、シャワーだけのときよりも水道代やガス代がかかってしまうことは避けられません。光熱費を下げたい人にとって、シャワールームは魅力的だといえるでしょう。

また、シャワーヘッドによっては、水量を減らしながら、水圧は変えないエコな商品も数多くあります。浴槽を設置しないことによって浮いたお金で、高品質なシャワーヘッドを購入することで、より光熱費の節約につながりそうです。

 

スペースを有効活用できる

浴槽は、大人1人が足を伸ばせるスペースが必要になるため、ある程度のスペースは必ず確保しなければなりません。浴槽をなくしてシャワールームを導入することで、空いた面積を広々と使えるメリットが生まれます。

また、面積に限りのある物件や、特徴的な間取りで水回りの面積が確保できない物件でも、体を洗うスペースが確保できるのは大きなメリットといえるでしょう。

 

 

シャワールームを設置するデメリット

悩む女性

モダンな印象でメリットも大きいシャワールームですが、デメリットも存在します。設置後に後悔をしないためにも、デメリットについては把握しておきましょう。

 

湯船につかることができない

シャワールームの最も大きなデメリットは、湯船に浸かれないことでしょう。日本人はお風呂が好きなことでも知られ、一般社団法人中央調査社が実施したアンケートによれば、お風呂を「好き」「どちらかといえば好き」と答えた人は、全体の94.2パーセントにのぼります。お風呂が好きなのにもかかわらず、好きなタイミングでお風呂に入れないことは、人によっては大きなストレスにつながってしまうかもしれません。

また、シャワーだけでは浴槽のような血行促進効果が得られないほか、風邪や筋肉痛などのときにも、温まることができないというデメリットも生まれます。

 

冬場は寒く感じる

シャワールームは浴室よりも空気の流れが多いため、温度が下がりやすい特徴があります。このため、冬場は特に、シャワーを浴びている間以外は体が冷えることも考えられるでしょう。場合によっては、ヒートショックなどの深刻なトラブルにつながってしまうことも。

浴室暖房などの設備を整えることによって、寒さを和らげることも検討してみましょう。

 

工事費用が高くなる場合がある

シャワールームは、水道管や排水管の引き込みや防水工事などを実施する必要があり、普通のリフォームやリノベーションよりも費用がかかってしまう場合があります。

 

 

シャワールームの設置に向いている人

シャワーを浴びる人

シャワールームの設置に向いているのは、どのような人なのでしょうか。詳しく解説します。

 

2世帯以上で住んでいる人

2世帯や3世帯で住んでいる人は、浴室のほかにシャワールームを設置することで生活の質を大きく高められるかもしれません。

脱衣所などを分けられるためプライバシーを守れるほか、バスタイムが他の家族とかぶってしまうなどのトラブルも避けられます

また、介護をしている人や、大型のペットを飼っているなどの事情がある人にとっても、浴室とは別にシャワールームがあることで、生活の流れを作りやすくなるメリットが生まれます。

 

ルームシェアをしている人

シェアハウスでは、浴槽がなくシャワールームだけが設置されている物件も少なくありません。シャワールームは浴室よりもスペースを取らないため、ルームシェアに適しているといえます。

また、シャワールームが複数設置されていれば、ルームメイトとのバスタイムの調整がしやすいというメリットも生まれます。

 

湯船に浸かる習慣がない人

アルファあなぶきStyleが実施したアンケートによると、お風呂に入る際、湯船に浸からずシャワーだけですませる人は全体の22.5パーセント

また「欲しかった暮らしラボ」の実施したアンケートによると、一人暮らしの女性で、湯船に浸からずシャワーだけを利用している人は65.5パーセントと、アルファあなぶきStyleが発表した全年齢を対象にしたアンケート結果も大勢の人がシャワーだけで入浴をすませていることが分かります。

さらに「欲しかった暮らしラボ」のアンケートでは、ミスト付きシャワールームであれば浴槽につからなくても十分と考える人は全体の12.4パーセント存在することが分かっています。

浴槽がなくてもよい、入浴はスーパー銭湯や温泉で十分と考える人は、シャワールームを設置することに向いているといえます。

 

 

シャワールームは新たに設置できる?

シャワー

既存の浴室に加えて、シャワールームを新たに設置することももちろん可能です。洗面所やトイレなどの水回りの近くにシャワールームを作る方法や、和室や洋室などの空き部屋をシャワールームに変える方法などがあります。

シャワールームを新たに設置する場合は、水道管や排水管の引き込みや防水工事などが必要になるため、費用が高くなることも見越して見積もりをとりましょう。

また、建築基準法や消防法などの法令や規制に違反していないかどうかも注意しなければなりません。

 

 

シャワールーム工事の種類

シャワールーム

シャワールームにはさまざまな種類があります。種類ごとに工事規模の大きさや費用などが異なるため、それぞれの特徴をよく把握しておきましょう。

 

置き型

シャワールームの工事の中で最も気軽に設置できるのが、置き型のシャワールームです。完成しているシャワールームを、そのまま部屋に設置するだけなので、最小限の工事で設置できるのが魅力です。形は四角や多角形、扇形などさまざまで、部屋のデザインに合わせて選べます。

ただし、シャワー中の姿が外から丸見えになってしまうことには注意が必要です。

 

組み込み型

置き型と異なり、このあと述べるユニット工法や在来工法のように部屋として新たに作られたシャワールームのことを「組み込み型」のシャワールームと呼びます。費用はかかりますが、プライバシーを守りたい場合や、デザインにこだわりがある人は置き型よりも組み込み型を選択しましょう。

 

ユニット工法

組み込み型のシャワールームの中でも、あらかじめ工場で作られた部材を、現場で組み立てるものをいいます。壁や床のつなぎ目に隙間が生まれないため、水漏れやカビなどの発生を防げるメリットがあります。水漏れを確実に防ぎたい2階以上のフロアについては、ユニット工法のシャワールームが選ばれます。

ただし、ユニットバスはデザインや素材があらかじめ決まっていることがほとんどです。こだわりのデザインにしたいという思いが非常に強い場合は、在来工法を検討してみましょう。

 

在来工法

部屋の下地を防水加工し、その上にコンクリートやタイルなど敷き詰めてシャワールームを作る方法です。設置したいスペースの間取りに合わせて設置できるほか、壁などの素材をオーダーメイドで作成できるメリットがあります。

反面、カビなどが発生しやすいことや、費用が高額になることには注意が必要です。

 

 

シャワールームの設置にかかる費用

住宅にかかる費用

置き型のシャワールームの場合、本体にかかる値段は10万円程度が一般的です。また、組み込み型のシャワールームを設置する場合、在来工法では40万円~250万円程度、ユニット工法では25万円~80万円程度の費用を見ておきましょう。

この費用は、シャワールームに使用する建材のグレードや、給排水管の延長工事が必要になるかどうかによって上下します。また、浴室以外の部屋をあらたにシャワールームにする場合も、費用が高額になる傾向があります。

 

 

まとめ

シャワールーム

シャワールームは、シャワーだけで入浴を済ませたいと考える人や、一緒に暮らすメンバーが多く、入浴時間がバッティングしやすい人にとっては、非常に魅力的な選択肢といえます。

設置には費用がかかりますが、ユニット工法で設置する場合は高くとも80万円以下など、手の届く範囲で増設が可能なケースも少なくありません。

快適で節約できる入浴スタイルを実現できるシャワールーム。メリットやデメリットをしっかり理解した上で、自分のライフスタイルに合っていそうであれば、ぜひ導入を検討してみましょう。

 

 

信頼できるリフォーム業者をお探しならぜひナカトウへ

名古屋市熱田区にショールーム(Idea Lab.Rinobea)を構えるナカトウは、主に愛知県内で、リフォーム・リノベーションを実施しています。

Panasonicをはじめとする水回り設備の卸業者として、おかげさまで50年以上の経験と実績がございます。現場調査から、商品のご提案、工事まですべて自社で担当します。

ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

LINE無料相談も好評受付中

直接、弊社のリフォーム担当にご相談いただける【LINE無料相談】が大変好評です!

 

「キッチンのリフォームを考えているんだけど、どう進めたら良いかわからない」

「お手入れのカンタンな、おすすめのトイレを知りたい」

「高齢者も安心して入れるお風呂のリフォームはできますか?」

「水回り設備の卸しって、最新の設備も買えるの?」

「工事費込みで見積もりを出してほしい」

 

などなど、何でもお気軽にご相談ください。

またLINE上で、お見積りのご提案も可能です。

今すぐLINEでご相談はこちら

【夢占い】リフォームする夢の意味は?状況や場所ごとに解説

住宅をきれいに、使いやすくリフォームする夢。リフォームの内容が具体的であればあるほど、どのような意味があるのか気になってしまいますよね。

リフォームする夢は、自分の心や人生を改善しようとする意志や努力の表れといわれています。

この記事では、リフォームする夢の意味と、リフォームをする場所ごとの意味を解説します。リフォームの夢の意味が気になっている人はぜひ参考にしてください。

 

リフォームの夢が持つポジティブな意味

花を持って歩く女性

夢において家が象徴するのは、感情や記憶、安心感など、あなたの内面や自己の核となる部分です。また、新しくなった家は、新しい始まりや進歩、変化などを象徴しています。

つまり、リフォームをする夢で家が新しくきれいになっていた場合、過去から抜け出し、新しいチャンスをつかむ準備ができていることを示しているといえるでしょう。

また、リフォームする夢は自分の心や人生を改善しようとする意志や努力の表れでもあります。自分の環境や状況を改善したいと思っている場合や、新しいことに挑戦したい場合に見ることが多いでしょう。

リフォームは、古いものを新しくすることで、気分や運気をリフレッシュさせる効果があります。リフォームする夢を見たら、自分の可能性を広げるチャンスが訪れているかもしれません。

 

リフォームの夢が持つネガティブな意味

思い悩む女性

リフォームの夢を見たことで、心の中にネガティブな気持ちが湧き上がってしまった人もいるかもしれません。このようなリフォームの夢は、あなたが抱えている不安やストレス、生きる上での感情や感覚、強烈な情熱や怒りなどを表していると考えられます。

自分自身や自分にとって大切な人や物に対して、何者かが危害を加えようとしていると感じているのに、どうすればいいのか分からずに困っている。そんな心理状態が、夢の中に反映されています。

 

シチュエーション別リフォームの夢占い

揺れ動く人

リフォームの夢といっても、その状況はさまざま。ここではシチュエーション別に、リフォームをしている夢の意味を解説します。

 

1. リフォームされた新しい家を発見する夢

自分が住んでいる家ではなく、他人の家がリフォームされている夢を見たことがある人もいるでしょう。このような夢の場合でも、その家はあなた自身の心や精神、あるいはあなたの身体に関する自己イメージを表していると考えられます。

このためこの夢は、通常のリフォームの夢と同じように、あなたが現在直面しているトラブルや問題が、近いうちに解決に向かうことを暗示しています。

 

2. リフォームされた新しい家から閉め出されている夢

リフォームされた家に鍵がかかっていたりして入れなかった、もしくは閉め出されたといった状況の夢については、注意が必要です。これは、人から無視されている、否定されているというあなたの不安な思いを反映しているからです。

不安の要因になっているものは何なのかを考え、できればその要因を取り除くことができないか考えてみましょう。

 

3. リフォームされた家に引っ越す夢

リフォームされた新居に引っ越すのは、あなたが人生の新しい局面に入ることや、大きな変化を遂げる心の準備が整ったことを表しています。

この夢を見たときに大事なのは、他の人にその変化を止めさせないようにすること。自分にとっての「新しい局面」とは何かをよく把握し、理想の暮らしを実現できるように一歩を踏み出す必要があります。

 

4. リフォームで部屋数を増やしている夢

たくさんの部屋が象徴するのは、未来の不確実性です。これから先、幸せになるためのチャンスが数多く提供されることを意味しています。

ただし、その機会をつかめるかどうかはあなた次第。部屋数が増えすぎて翻弄されている場合は、たくさんの選択肢を選びきれず困っている状況が暗示されています。

また、夢の中に出てくる新しい家の部屋は、食べ物や住まい、性、お金など、人生における基本的な欲求と関連していることも。セルフケアが不足していないか、セルフケアを妨げる要因がないかを考えてみましょう。

 

5. 家を取り壊している夢

人によっては、リフォームではなく、家を取り壊している夢を見ているかもしれません。この場合の夢が象徴するのは、現在あなたが守る必要のないものを守っていることで感じているストレスです。守る必要のないものとは、家族や仕事、ルール、制限などが考えられるでしょう。

あなたは今、これまでとは異なる、新しい、自由な生き方を模索したいのかもしれません。もしくは、自分に課していたルールや制限を取り払いたいのかも。

次の一歩を踏み出し、新たな自分に変わりたい。そんな現状を象徴するのが、家を取り壊す夢なのです。

 

6. 家を新たに建築している夢

家を新しく建てる夢は、あなたが自分の未来に対して前向きで積極的な姿勢を持っていることを象徴しています。

建てられている家は、あなたが人生の中で追求したいと思っている目標や理想を示しています。あなたは現在、自分の夢を叶えるために、必要な努力や準備をしていることでしょう。もしくは、自分の人格や能力に不満があって、自分自身を変えたいと思っているのかもしれません。

成長や変化を望んでいるときに見るのが、家を建築する夢といえます。

 

リフォームデザインの夢占い

リフォームに悩む家族

リフォームにおける住まいのデザインは、あなたの求めるものをそれぞれ象徴しています。それぞれのデザインやスタイルの意味について、詳しく解説します。

 

1. 石やレンガでできた家

堅固で頑丈な素材として知られる石やレンガ。このような家をリフォームする夢は、自分自身の基礎を固める必要があることを表しています。

自分の心身の健康や安全に関して、セルフケアやメンテナンスに集中したい。自信や安定感を得たい。そんな気持ちを示しているといえます。

 

2. 木造の家

木造の家をリフォームする夢は、自分と周囲との人間関係を見直す必要があることを表しています。木造の家は、コミュニケーションや協力の重要性を示すモチーフです。人間関係をどのように改善するべきか悩んでいるあなたに、近い将来、何らかの気づきや発見が訪れることを表しているのです。

 

3. 豪邸

リフォームされた豪邸の夢を見るのは、自分自身がリッチで豪華であると感じている、もしくは、そうなりたいと強く願っていることのあらわれです。

自分の現状に満足していると感じているか、もしくは、自分の人生を豊かにするために何かを成し遂げたいという強い願望を持っていることを示しています。

 

4. わらでできた家

わらの家の夢は、自分への自信を一時的に失っているときに見ることもあります。あなたがほしいケアやサポートが周囲から得られず、精神的な支えが必要だと考えている思いを象徴しています。

また、理想とする生き方や周囲との関わり方を得るためにも、自分のライフスタイルを見直さなければいけないという思いが生まれたときにも見ることがあります。

 

リフォームする場所ごとの夢占い

リフォームの画像

リフォームとひとくちに言っても、その場所はさまざまです。ここでは、場所ごとのリフォームの夢について、それぞれ意味を解説します。

 

1. リビングやダイニング

リビングやダイニングは、どちらも家の中の社交の場を表しています。夢の中においては、人と知り合いになりたい、ビジネスでネットワークを作りたい、自分の力を発揮したいという願望を表します。

また、リフォームしたダイニングやリビングが散らかっている場合は、自分の社会生活に乱れを生じさせている部分を見直す必要があるという思いを反映しています。また、他者の視点を自分の人生に取り入れる必要があると思ったときにもこの夢を見ることがあります。

 

2. キッチンやバスルームの夢

日常生活において、自分の心や身体にとってプラスにならない部分があることを示しています。自分の能力や時間を超えて多くのことを引き受けてしまっているため、少しでも負担を減らしたいという気持ちが現れています。

 

3. トイレ

トイレがリフォームされてきれいになっている夢が象徴するのは、ネガティブな考えから心を掃除し、不必要な人を人生から「断捨離」したいという欲望の表れです。

もしかするとあなたは今、あまりに多くのトラブルや問題に直面しすぎて、疲れ切っているのかもしれません。トイレ掃除をするときのように、自分自身をきれいにする気持ちで、人間関係や環境の整理をしましょう。

 

4. 寝室

寝室の夢は、あなたの心身に何か問題が起きていることを象徴しています。たとえば、頼れる人や状況を失ってしまった、ほしいサポートやケアが得られないなど、したいことが満足にできない状況に陥っていることが考えられます。

この夢を見たら、自分のネガティブな感情を言葉にし、表現してみることをこころがけましょう。これまでのやり方から前進し、新しい処世術を考える時期がきたのかもしれません。

 

5. 廊下

リフォームされた新しい廊下の夢は、人間関係や状況などが、新しいスタートを切ろうとしていることを示しています。また、何か新しいことを始めるために、1人になりたいという思いの表れであるケースも。

この夢を見たときは、自分が落ち着いていられる環境で、自分にとって真に必要なものは何なのかを考えてみることが重要です。

 

6. 屋根裏部屋やバルコニー、地下室

新しい屋根裏部屋やバルコニー、地下室は、環境の変化によって、自分の内面が大きく変わろうとしていることを示しています。変化に戸惑いつつも、受け入れたいと思っている心を反映しています。

ただし、地下室の家だけは注意が必要です。変化を受け入れる自分の中に、抑制している思いや課題があることを示しているからです。いずれその思いは膨らみ、対処しきれなくなってしまうことも。不安に思っていることや懸念事項があれば、今の時点で周囲に伝えておくことをおすすめします。

 

まとめ:リフォームの夢で運気を上昇させる

ベッドルーム

リフォームする夢は、環境や心境の変化、幸運などを暗示する夢です。リフォームする場所や状況によって夢の意味は異なりますが、基本的にリフォームをよいことと考えている場合は吉夢と考えられます。

 

リフォームする夢を見たら、自分の人生に新しい風を吹き込むチャンスが訪れることを期待してみましょう。

 

 

信頼できるリフォーム業者をお探しならぜひナカトウへ

名古屋市熱田区にショールーム(Idea Lab.Rinobea)を構えるナカトウは、主に愛知県内で、リフォーム・リノベーションを実施しています。

Panasonicをはじめとする水回り設備の卸業者として、おかげさまで50年以上の経験と実績がございます。現場調査から、商品のご提案、工事まですべて自社で担当します。

ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

LINE無料相談も好評受付中

直接、弊社のリフォーム担当にご相談いただける【LINE無料相談】が大変好評です!

 

「キッチンのリフォームを考えているんだけど、どう進めたら良いかわからない」

「お手入れのカンタンな、おすすめのトイレを知りたい」

「高齢者も安心して入れるお風呂のリフォームはできますか?」

「水回り設備の卸しって、最新の設備も買えるの?」

「工事費込みで見積もりを出してほしい」

 

などなど、何でもお気軽にご相談ください。

またLINE上で、お見積りのご提案も可能です。

今すぐLINEでご相談はこちら

【寒がりさん必見】インナーサッシとは?断熱リノベでおすすめの理由

窓の内側に、もう1つ窓を設置するインナーサッシ。断熱効果や遮音効果を高められるため、住宅環境を良くしたいと考えている人に人気があります。

また、リフォームを検討している人からは、既存の窓を交換できない場合や、大掛かりな工事なしに窓の性能を向上させたい場合などに、選択肢の一つとして検討されやすい工事です。

この記事では、インナーサッシのメリットやデメリット、設置方法、補助金制度について解説します。

また、おすすめのインナーサッシ商品例も紹介しているので、インナーサッシについて興味のある方や、底冷えする家を暮らしやすくしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

 

 

インナーサッシとは

窓

インナーサッシとは、窓の内側に、もう1つ窓を設置することをいいます。インナーサッシを導入すると、窓と窓の間に空気層ができます。この空気層が、断熱効果や遮音効果などを高める役割を果たします。

インナーサッシには、様々なデザインや機能があります。窓のデザインは、引き違い窓や開き窓など。また機能については、断熱性能を重視するか、遮音性能を重視するか、といった違いがあります。

どのインナーサッシを選ぶかは、リフォームで実施したい項目に合わせて選ぶのがおすすめです。

 

インナーサッシと内窓、二重窓の違い

インナーサッシは、しばしば異なる名称が付けられています。たとえば「内窓」「二重窓」「二重サッシ」など。

今ある窓の内側に、もう1枚設置された窓は全て「インナーサッシ」であると考えましょう。

 

インナーサッシとペアガラスの違い

「ペアガラス」は、インナーサッシとは異なる意味を持つ言葉のため注意が必要です。ペアガラスとは、1つの窓に2枚のガラスが使われている製品のこと。

複層ガラスとも呼ばれ、ガラスとガラスの間に空気の層が生まれることで、断熱や遮熱といった効果が生まれます。インナーサッシと同様の効果が得られるため、予算やスケジュール、間取りなどの条件が満たせる場合は、ペアガラスを検討してみるのもよいでしょう。

 

 

リノベーションでインナーサッシが選ばれる理由

窓の画像

リノベーションでは、既存の窓を交換できないことも少なくありません。たとえばマンションの場合、窓は共用部にあたるため、管理組合の許可が必要になることも。

また、組合のルールなどはクリアできたとしても、工事費用やスケジュールの関係から、ペアガラスへの取り替えを選びづらいケースもあることでしょう。

インナーサッシであれば、室内側に窓を追加するだけなので、既存の窓に影響を与えません。そのため、管理組合の許可が不要な場合が多くあります。また、取り付け時間が短く、工事費用を抑えられるのも魅力です。

 

 

インナーサッシのメリット

ポイントを伝える女性

インナーサッシには、多くのメリットがあります。それぞれのメリットについて、詳しく説明します。

 

断熱効果

窓とインナーサッシの間にできた空気層が熱の出入りを防ぐことで、住宅の断熱効果が高まります。この結果、冬は暖かく、夏はエアコンが効きやすい家に。また、室温のムラや冷気の侵入も防ぎます。

 

遮音効果

二重窓によって、音が伝わりづらくなります。これによって、外からの騒音や内からの音漏れが防げるように。インナーサッシには遮音性能の高いガラスタイプもあるため、より遮音性を高めたい人は遮音性能の高い製品を選びましょう。

 

結露軽減

空気層が室内と室外の温度差を緩和することで、結露の発生が抑えられます。結露が減ると、カビやダニの発生を防げるのも嬉しいポイントです。

 

防犯効果

二重になった窓によって、泥棒などの侵入を防げます。インナーサッシには、防犯性能の高いガラスタイプや鍵付きタイプもあります。

 

防災効果

二重になった窓が、飛散防止や耐震補強の役割を果たします。

 

 

インナーサッシのデメリット

悩む女性

メリットの多いインナーサッシですが、デメリットも存在します。設置後に後悔しないためにも、デメリットについてきちんと把握しておきましょう。

 

スペースをとる

インナーサッシを設置すると、室内側に新しい窓が追加されるため、部屋のスペースが狭くなってしまいます。また、インナーサッシの枠や床の取り合いによって、既存の窓の開口部が小さくなる可能性もあります。

 

操作・掃除の手間

インナーサッシを設置すると、窓を開け閉めするときや掃除するときに、二重になった窓をそれぞれ操作・掃除する必要があります。これは、手間や時間がかかるだけでなく、ケガや破損のリスクも高まります。

 

見た目の変化

インナーサッシを設置すると、室内側から見た窓の見た目が変わります。インナーサッシには、様々なデザインやカラーがありますが、既存の窓との調和や好みに合わせることが難しい場合もあります。また、室外側から見た窓の見た目も変わる可能性があります。

 

設置はDIY?業者に頼む?

悩む男女

インナーサッシは、DIYで取り付けることもできます。リフォーム業者に頼むのとDIYで取り付けるのとでは、どちらがよいのでしょうか。それぞれの特徴を解説します。

 

DIYでの設置

ホームセンターなどでインナーサッシを購入し、自分で取り付ける方法です。価格が安く済むのが大きなメリットといえます。

ただし、窓のサイズを正確に測る必要があるため、慎重な作業が必要となることは注意が必要です。

 

業者に依頼しての設置

リフォーム業者に設置を依頼する方法です。費用はかかりますが、専門家の意見を聞きながら、住宅に合ったインナーサッシを選べるのは大きなメリットといえるでしょう。

既存の窓の状態や間取りによって、設置できるインナーサッシは異なります。また、自分一人ではインナーサッシのメーカーや種類の調査にも限界があるかもしれません。

業者に依頼することで、インナーサッシ設置による後悔が生まれるリスクを抑えられます。

 

インナーサッシ取り付け工事で申請できる補助金

豚の貯金箱

インナーサッシの取り付けで気になるのが、お金の問題。実は、インナーサッシの取り付けをすることで、国や地方公共団体の補助金を申請できる可能性があることをご存じでしたか。代表的な補助金について解説します。

 

こどもエコすまい支援事業

内窓の設置について、1窓あたり最大31,000円、1戸あたり最大30万円の補助金が出る制度です。「こどもエコすまい」という名称ではありますが、子育て世帯以外でも補助の対象になっているのがポイント。

ただし、2004年4月2日以降に生まれた子供のいる世帯か、夫婦のうちどちらかが1982年4月2日以降に生まれている場合は、給付額が1戸あたり最大で60万円に引き上げられます。

こどもエコすまい支援事業

 

先進的窓リノベ事業

リフォームで、先進的な防熱性能を持つ窓の工事を実施する場合、窓1枚あたり最大12万4,000円、1戸あたり最大200万円を上限として、補助金が交付されます。

窓の性能によっては補助金が降りない場合もありますが、この場合は前述の「こどもエコすまい支援事業」で補助金を申請できるケースもあるため、よく確認しましょう。

先進的窓リノベ事業

 

各地方公共団体の補助金

各地方公共団体が、地域の暮らしやすさを高めるために提供している独自の補助金も見逃せません。

国の補助金を受け取った上で、さらに受け取れる補助金や給付金も存在するため、インナーサッシのリフォームをする場合は必ず、お住まいの自治体のWEBサイトなどに目を通しておきましょう。

また、一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会は、各地方公共団体が実施しているリフォーム支援制度をまとめたポータルサイト「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和4年度版)」を運営しています。

効率的に支援金の情報を検索できるため、こちらもぜひ活用してみましょう。ただし、このサイトに掲載されていない支援金の情報があることも考えられるため、確実な情報が欲しい場合は、自治体の窓口に電話などをすることをおすすめします。

地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和4年度版)

 

 

インナーサッシのメンテナンス方法

喜ぶ女性

インナーサッシの効果を万全にするためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。簡単なメンテナンス方法について解説します。

 

サッシの埃対策を万全に

インナーサッシは、断熱性を高めるため、熱伝導率の低い樹脂が使われている製品がほとんどです。しかし、樹脂製品は静電気がたまりやすく、ホコリなどのゴミもすぐに発生してしまう特徴が。そのため、インナーサッシの効果を維持するためには、こまめに湿らせた布で拭き取ることが重要です。

インナーサッシの掃除で気をつけるべきポイントは以下の通りです。

・水で湿らせた柔らかい布でサッシ部分を拭く

・汚れがひどい場合は、ぬるま湯に中性洗剤を含ませた布で拭く

・拭いたあとは、水のあとが残らないように乾拭きをする

インナーサッシの掃除は、少なくとも月に一度は実施することをおすすめします。また、エチルアルコールや強い洗剤は使わないでください。インナーサッシの表面を傷つけたり、変色させたりする恐れがあります。

 

定期的に歪みなどの点検を

インナーサッシの効果を発揮するためには、サッシが隙間なく取り付けられていることが必要不可欠です。しかし窓の枠は、設置して年数が経過すると、使用方法にかかわらず歪んでしまうこともあるのをご存じですか。

窓枠の歪みは、目視で確認できます。隙間やゆがみがある場合は、インナーサッシの取り付け方を見直したり、調整したりする必要があります。

特にDIYで取り付けた場合は、第三者の目が入りづらいため注意が必要といえるでしょう。自分で取り付けたインナーサッシの性能に自信がない場合は、定期的に業者に依頼するなどして点検してもらうことが重要です。

 

まとめ

窓に向かって微笑む女性

リノベーションやリフォームで人気のインナーサッシ。大掛かりな工事が不要な一方で、住宅の防音や断熱性能は大幅にアップする魅力があります。

ネックになるのは設置費用ですが、設置によって補助金が出るケースもあるため、事前に自治体や国の制度をよく確認することが重要です。

夏は涼しく、冬は暖かい住宅を実現できるインナーサッシで、快適な暮らしを実現しましょう。

 

 

信頼できるリフォーム業者をお探しならぜひナカトウへ

名古屋市熱田区にショールーム(Idea Lab.Rinobea)を構えるナカトウは、主に愛知県内で、リフォーム・リノベーションを実施しています。

Panasonicをはじめとする水回り設備の卸業者として、おかげさまで50年以上の経験と実績がございます。現場調査から、商品のご提案、工事まですべて自社で担当します。

ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

LINE無料相談も好評受付中

直接、弊社のリフォーム担当にご相談いただける【LINE無料相談】が大変好評です!

 

「キッチンのリフォームを考えているんだけど、どう進めたら良いかわからない」

「お手入れのカンタンな、おすすめのトイレを知りたい」

「高齢者も安心して入れるお風呂のリフォームはできますか?」

「水回り設備の卸しって、最新の設備も買えるの?」

「工事費込みで見積もりを出してほしい」

 

などなど、何でもお気軽にご相談ください。

またLINE上で、お見積りのご提案も可能です。

今すぐLINEでご相談はこちら

ページトップへ戻る