和室を洋室にリフォームするポイントや費用は?マンションの注意点も

和室を洋室にリフォームすることは、お部屋の雰囲気をガラリと変える素敵な方法です。掃除がしやすくなるのはもちろん、模様替えも自由自在に楽しめるようになります。しかし、どれくらいの費用がかかるのか、どのように始めたらいいのか、悩む人も多いですよね。

この記事では、和室を洋室にするメリットや費用、リフォームのポイントをわかりやすく紹介します。

和室をおしゃれにリフォームしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

洋室へのリフォームで得られるメリット|和室を洋室にリフォーム

和室を洋室にリフォームすると、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。詳しく解説します。

 

掃除がラクになる

和室から洋室にリフォームすると、日々のお掃除が格段に楽になります。特に、畳の上に溜まりがちなホコリやダニの問題が軽減されるでしょう。モップや掃除機をサッと一回りさせるだけで、部屋全体がキレイになります。アレルギーやハウスダストに敏感な方にとっても、洋室は理想的な環境を提供します。

 

模様替えが楽しくなる

フローリングの床は、重い家具の移動もスムーズ。季節ごとのインテリアの変更や、特別なイベントのための装飾が簡単になります。さらに、壁紙も豊富な色やデザインから選ぶことができ、お部屋の雰囲気を手軽に一新できます。自分の好みや流行に合わせて、気軽にデコレーションの変更が楽しめます。

 

空間が広く使える

和室の間仕切りを取り払い、洋室にリフォームすることで、より広い空間が生まれます。リビングや子供部屋など、家族が集まるスペースに新たな広がりをもたらします。友人を招いたパーティーや家族の集まりも、より快適に、そして自由に楽しむことができるようになるでしょう。

 

家具選びの幅が広がる

モダンなデザインのソファや、北欧風のテーブル、シックな洋風の棚など、さまざまなスタイルの家具を取り入れることが可能になります。また、洋室は、畳や和式の家具に比べて、より多様なサイズや形の家具を配置しやすいため、個性的で機能的なインテリアを実現できます。

 

生活スタイルに合わせやすい

洋室は、個々の生活スタイルに合わせやすい大きなメリットがあります。たとえば、テレワークのためのワークスペースを設けたり、趣味のための専用スペースを作ったりすることが容易になります。和室に比べて、家具の配置や空間の利用が自由であるため、自分だけの特別な空間を作り出せるのです。

 

 

和室を洋室にリフォームするアイデアと費用目安

和室を洋室にリフォームする方法には、どのようなものがあるのでしょうか。部分的なリフォームから部屋全体のリフォームまで、アイデアと費用の目安を解説します。

 

畳をフローリングやクッションフロアに変更

畳からフローリングへの変更は、和室を洋室にリフォームする際のよくある選択肢です。部屋の大きさにもよりますが、約20万円から50万円程度の費用がかかるとみておきましょう。

 

壁や天井のクロス張り替え

部屋の印象を大きく変えられる壁や天井のリフォーム。明るい色や柄で部屋を広く見せたり、ダークトーンで落ち着いた雰囲気を演出することも、好みによって可能です。費用は、壁紙の種類や部屋の広さによって変わりますが、一般的には約10万円から20万円が目安です。

 

リビングやダイニングとのつながりで空間を広げる

和室とリビングやダイニングをつなげることで、より開放的で使い勝手の良い空間を作ることができます。このリフォームでは、壁の取り払いや間仕切りの撤去が含まれることが多く、費用は約50万円から100万円程度が目安です。マンションなどの構造や規約によっては、このリフォームはできないケースもあるため注意しましょう。

 

押入れを便利なクローゼットに

押入れをクローゼットに変えることで、収納スペースがより使いやすくなります。服や小物の整理がしやすくなるので、日常生活が快適になります。このリフォームには、約10万円から30万円の費用がかかります。

 

ふすまをおしゃれな洋式のドアに

ふすまを洋式のドアに変えることで、部屋の雰囲気が一新されます。引き戸や開き戸など、デザインや機能によって選ぶことができます。この変更には、約5万円から20万円の費用が見込まれます。

 

和室をまるごと洋室に一新

和室をまるごと洋室に変える場合、床や壁、天井、収納など、全ての要素が変更の対象になります。このような全面的なリフォームでは、約100万円から300万円の費用がかかることが一般的です。

 

バリアフリーで段差レスに

どうせリフォームをするなら、この際部屋の段差をなくし、安全かつ快適な生活空間を作ることもおすすめです。約30万円から100万円の費用が必要ですが、条件が合えば介護保険などから補助金が出ます。

 

 

いろいろあるフローリングの種類|和室を洋室にリフォーム

リフォームの打ち合わせ

洋室リフォームの際、部屋のイメージ作りのためにこだわりたいポイントが「フローリング」。人気のあるフローリングの種類とその特徴、メリットをご紹介します。

 

 

お手頃な合板

合板フローリングは、コストパフォーマンスに優れているのが大きな魅力です。リーズナブルな価格でありながら、さまざまなデザインや色が選べ、部屋の雰囲気に合わせやすいのもポイント。予算を抑えつつも、洋室のイメージをガラリと変えたい方に最適です。

 

ぬくもり感じる無垢材

無垢材フローリングは、その自然な風合いとぬくもりで人気があります。一枚一枚の木目が美しく、時間が経つにつれて深みのある色合いに変化していきます。また、温度や湿度の調整機能があり、快適な居住環境を提供します。価格は高めですが、自然素材の温かみと質感を重視する方にはピッタリといえるでしょう。

 

 

洋室リフォーム、成功のポイント|和室を洋室にリフォーム

洋室リフォームを成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。後悔しないリフォームを実施するための注意点について解説します。

 

照明計画をしっかり立てる

リフォーム実施時、意外に後回しになりがちなのが照明です。適切な照明は、部屋の雰囲気を大きく左右します。日の光をたっぷり取り入れた住まいを作るか、こだわりの照明器具を選ぶか、そのどちらもか。理想のデザインに合わせ、しっかりと検討しましょう。

 

収納スペースを賢く活用

洋室リフォームでは、収納スペースの計画も重要です。クローゼットや棚を上手に配置し、生活空間をすっきりと保ちながら必要な物品を整理する方法を検討しましょう。

 

カラープランニングで部屋の印象を変える

壁紙や床の色は部屋の印象を大きく変えます。明るい色で開放感を出すか、落ち着いた色でリラックスできる空間を作るか、色彩についてはよく専門家と話し合いながら、より理想通りのデザインを追求しましょう。

 

リフォーム後のメンテナンスを考える

リフォーム後のメンテナンスも重要なポイントです。メンテナンスがしやすい素材やデザインを選ぶことで、長期的に美しい空間を保てます。

 

 

和室から洋室へ、どれくらいの時間が必要?|和室を洋室にリフォーム

ポイントを伝える女性

和室から洋室へのリフォームにかかる時間は、リフォームの範囲と内容によって大きく異なります。たんに畳をフローリングに変えるだけであれば、数日から1週間程度で完了することが一般的です。

しかし、壁や天井のクロス張り替え、押入れをクローゼットに変更するなど、より広範な改修を行う場合は、2週間から1ヶ月以上かかることもあります。リフォーム計画を立てる際は、工事の期間も考慮に入れ、日常生活への影響を最小限に抑えるための計画を立てることが重要です。

また、規模が大きいリフォームの場合、仮住まいなどの費用も予算として用意しておくのを忘れずに。

 

まとめ

この記事では、和室を洋室にリフォームする際の様々なポイントをご紹介しました。洋室へのリフォームは、部屋のデザインや動線の選択肢を大きく広げる魅力的な選択肢です。ぜひ、自分の理想の住まいを実現してみてくださいね。

リフォームを検討している人は、ぜひナカトウにお問い合わせください。笑顔が溢れるリビングやキッチンのリフォーム、収納いっぱいのリフォーム、大切なペットとの暮らしやすいリフォーム、そして「家事ラク」なリフォームやリノベーションを提案しています​​。

自分にとって最適なリフォーム計画を立て、快適な住空間を実現しましょう。

【初心者向け】水回りのリフォーム|予算内で理想の暮らしを手に入れる

中古マンションを購入し、快適な生活を実現するためには、水まわりのリフォームが欠かせません。予算やニーズに合ったプランはどうやって組めばよいのでしょうか。

 

この記事では、水回りリノベーションの基本から、費用相場、セットプランのメリットとデメリット、費用を抑えるポイント、そして補助金・助成金制度まで幅広くお伝えします。水まわりのリフォームを成功させるためのヒントにしてください。

 

そもそも、「水回りのリフォーム」って?

納得している女性

水回りのリノベーションは、住宅のキッチン、バスルーム、トイレ、洗面所など、水まわりの設備や内装を改装・リフォームすることを指します。

中古マンションを購入する際、水回りはほとんどの人がフルリフォームを実施する箇所。デザインや機能性を向上させることで、住環境を一新できます。

 

アンケート結果|みんなの水回りリフォーム体験談

株式会社AlbaLinkのアンケートによると、水回りでリフォームしたい場所のランキングは1位から順に「浴室」「トイレ」「洗面所・脱衣所」「キッチン」。特に浴室は、掃除しやすくしたい人や、バリアフリー使用にしたい人などの声が多く寄せられています。

また、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が2021年に実施した調査によると、リフォームを検討したきっかけは「設備や機器が古くなった又は壊れたから」がトップ。マンションリフォームの場合リフォームでは耐久性の向上が見込めることよりも、最新機能の設備を活用できることや、掃除がしやすくなることなどを重視する人が多いようです。

 

水回りリフォームの「3点セット」「4点セット」とは

おしゃれな洗面台

水回りリフォームについて調べると「3点セット」「4点セット」という言葉を目にする人もいるのではないでしょうか。これは、複数の水まわり設備を一括でリフォームするプランのことを指します。

3点セットは、通常、キッチン、バスルーム、トイレの3つの箇所が対象。水まわり全体を一新したい一方で、予算を抑えたい場合に適しています。

4点セットは、3点セットに洗面所を加えたもの。家庭全体の水まわりを一気にアップグレードさせ、生活の快適性を大幅に向上させます。

これらのセットプランは、単品でリフォームするよりも費用効果が高く、工期も短縮できるため、多くの人に利用されています。

 

水回りをセットで実施するデメリット|水回りのリフォーム

水回りをセットでリフォームすることは、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。セットプランを選択する際の注意点と、そのデメリットについて解説します。

 

設備の選択肢が限られている

セットプランを利用すると、多くの場合、単品でのリフォームよりも設備の選択肢が制限されてしまいます。個別のリフォームプランと比較して、特定のメーカーやデザインの設備に制約が生じる可能性も出てくるでしょう。

 

工事範囲が事前に決められている

セットプランでは、工事範囲があらかじめ決められていることが一般的です。自分の家の特殊な条件や要望に合わせたリフォームを行いたい場合、セットプランでは制限を受けてしまうことも考えられるでしょう。

 

一度に支払う額が多くなる

特定の箇所を個別にリフォームする場合に比べ、セットプランは支払う額が高くなりがち。一度に全ての工事を実施する予算があるかどうかはきちんと確認しましょう。住宅ローンの残額によっては、リフォームローンが組みづらいことも考えられます。

 

水回りリノベーションの費用相場

水回りリノベーションの気になる費用相場について、2023年度時点での費用相場を解説します。

 

水回り4箇所すべてをリノベーションする費用

キッチンと浴室、トイレ、洗面の全てを設備のみリフォームする場合、費用相場はおよそ200万円程度を見ておきましょう。ただし、在来工法から切り替えるなど、工事が大掛かりな場合、700万ほどかかるケースも少なくありません。

 

水回り1箇所をリフォームする費用

水回りのうち、どこか一箇所をリフォームする場合は、工事内容にもよりますが、およそ50万円〜200万円程度が目安です。

費用が高くなるのは、位置ごと変更するケースや、タイル張りの浴槽をユニットバスに変えるなど、大規模な改修が必要なケースです。

 

水まわりリフォームの費用を押さえるポイント

水まわりリフォームを行う際、予算を抑えるために考慮するとよいポイントについて、詳しく解説します。

 

複数箇所を1度にまとめて施工する

複数の水まわり設備を一度にリフォームすることはまず検討しましょう。工事の際の人件費や設備の仕入れコストを削減できます。工期も短縮され、快適な生活を早く楽しめるようになるのも魅力の1つです。

 

必要に応じて設備のグレードを下げる

水まわり設備の価格は、ブランドやグレードによって大きく異なります。予算を抑えるためには、最新の高級設備ではなく、自分が欲しい機能を備えた設備をピンポイントでセレクトすることも検討してみましょう。キッチンのカウンタートップやバスルームの浴槽など、必要な機能を備えたリーズナブルな設備を選択することで、費用を削減できます。

 

補助金や助成金制度を活用する

地方自治体や国の提供する補助金や助成金制度も活用しましょう。エコ関連のリフォームや高齢者向けのバリアフリーリフォームについては、補助金が提供されることがあります。

 

楽しめる範囲でDIYも

壁紙の張り替えなどについては、自分でDIYしてみるのも楽しいかもしれません。家族で一緒に取り組めば、思い出作りにもなりそうですね。ただし、水回りの作業にミスがあると、漏水などを引き起こしかねません。DIYをする箇所と、専門家にお任せする箇所は切り分けて考えるのがベターです。

 

水回りリフォームの補助金・助成金制度

電卓を見てお金のことを考える女性

水回りリフォームを実施する際に押さえておきたいのが、補助金や助成金の制度。申請しなければ受け取れないものも多いため、忘れずにチェックしておきましょう。

 

子どもエコすまい支援事業

契約するリフォーム会社がこどもエコすまい支援事業者として登録している場合、リフォーム箇所に応じた補助金が得られます。補助金の上限は1戸あたり30万円ですが、子育て世帯であるなどの条件を満たす場合、補助金が最高60万円まで引き上げられます。

 

介護保険制度

リフォームに、手すりの取り付けや便器の取り付け、段差の解消、滑り防止などが含まれる場合、介護保険から最大18万円が支払われます。ただし、このお金が受け取れるのは、家族の中に要介護者等がいるときのみであることには注意しましょう。

 

長期優良住宅化リフォーム推進事業

2023年から申請が始まった、比較的新しい補助金制度です。

中古住宅の、耐震や劣化対策、省エネルギー性などを改善した場合に補助金が受け取れます。補助金の額は最大100万円、もしくはリフォームなどにかかった金額のうち3分の1。水回りリフォームは多くの場合省エネルギー性などを高められるため、ぜひ受給を検討してみましょう。

 

地方自治体の補助金・助成金制度

地方自治体ごとに、独自の補助金や助成金が支払われるケースがあります。お住まいの地域で補助金が用意されているかどうかは「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」を活用しましょう。

 

 

まとめ

中古マンションの購入後、快適な生活を実現するために水まわりのリフォームは欠かせません。予算やニーズに合わせたプランの組み方、セットプランのメリットとデメリット、費用を抑えるポイント、そして補助金・助成金制度について幅広くご紹介しました。これらのヒントを活用し、水まわりのリフォームを成功させましょう。

リノベーションやリフォームを検討するときは、専門家やリノベーション業者と協力しましょう。設備選びやデザインプランニング、工事範囲の提案、補助金の申請手続きなど、リフォームをスムーズに進めるには、専門家の存在が欠かせません。

水まわりリフォームは、家の価値を向上させ、快適な生活を実現するための鍵です。ぜひ計画的に進め、理想の住まいを手に入れてください。

年末年始休業のお知らせ

 

いつも株式会社ナカトウをご愛好いただき

誠にありがとうございます。

 

年末年始の休業についてお知らせ申し上げます。

 

▼年末年始休業期間▼

2023年12月29日(金)~2024年1月4日(木)

 

休業期間中にいただきましたお問い合わせ等に関しましては

1月5日(金)より順次対応させていただきます。

 

ご不便をお掛けいたしますが

何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

マンションでバリアフリーリフォーム|費用やポイント、補助金も紹介

年齢を重ねたり、親と同居することになり、住まいのバリアフリーリフォームを検討する人も多いことでしょう。

この記事では、マンションでバリアフリーリフォームを実施する際に気をつけるべき点について解説します。費用や注意点、場所ごとに気をつけることや補助金の内容について解説するため、マンションのバリアフリーリフォームを検討している人はぜひ参考にしてください。

 

 

バリアフリーリフォームはマンションでもできる?

車椅子のある生活

バリアフリーリフォームは、戸建てだけでなくマンションでも実施できます。ただし、マンションの場合は、一般的に管理組合の承認が必要になることが多いほか、マンションの構造や設備によっては、工事ができない場合や制限がある場合もあることに気をつけましょう。

 

 

費用|マンションのバリアフリーリフォーム

話し合う人々

バリアフリーリフォームは、費用によってできることが変わります。費用別にどのようなことができるのか解説します。

 

5万円前後

階段やトイレなどに手すりを設置するなどのバリアフリーが可能です。

 

10〜30万円

扉を引き戸に変更するといったリフォームが可能です。

また、段差の解消滑りにくい床材への変更なども可能でしょう。和式トイレから洋式トイレへの変更トイレスペースの拡張なども検討できる価格帯です。

 

200万円以上

浴室全体、トイレ全体、階段全体など、スペース全体をバリアフリーにする大規模なリフォームが可能です。

 

ポイント|マンションのバリアフリーリフォーム

シニア女性と施設職員

マンションでバリアフリーリフォームを行う場合は、戸建てとは異なる点がいくつかあります。ここでは、マンションでバリアフリーリフォームを成功させるためのポイントを4つ紹介します。

 

共用部分の過ごしやすさも重要

バリアフリーリフォームは、部屋だけでなく、玄関や廊下、エレベーターなど、住まい全体で考える必要があります。 たとえば、玄関に段差がある場合は、スロープを設置することができますが、その際には、管理組合の承認や近隣住民の了解が必要になります。

共有部分の廊下やエレベーターも、車椅子や歩行器などの通行スペースを確保できそうか検討しましょう。

 

管理規約や管理組合の規則を確認する

マンションでバリアフリーリフォームを行う場合は、管理規約や管理組合の規則を確認することは必ず必要です。 管理規約や管理組合の規則には、工事の範囲や方法、申請や承認の手続きなどが定められています。 これらに違反すると、工事の中止や撤去などの処分を受ける可能性があります。 

また、リフォームが実施できたとしても、売却時に買い手が付きづらくなるなどのデメリットがあるため、管理規約に定められていない工事は絶対に避けましょう。

 

マンションの構造や設備に合わせた工事を選ぶ

マンションの構造や設備によっては、工事ができない場合や制限がある場合もあります。 例えば、床暖房や床下配管などがある場合は、床面の高さを変えることができません。 また、壁には耐震補強や防音効果などの役割があるため、壁を取り払ったり移動したりすることも難しい場合があります。 

 

信頼できるリフォーム会社に相談する

マンションでバリアフリーリフォームを行う場合は、信頼できるリフォーム会社に相談することがおすすめです。 リフォーム会社には、マンションの構造や設備に詳しい技術者や、管理組合との交渉や申請などの手続きをサポートしてくれる担当者がいるかどうかをチェックしましょう。

バリアフリーに関する専門的な知識や経験が豊富なスタッフが在籍しているかどうかも重要です。自分のニーズや予算に合った、よりよい工事を提案してもらえるかどうかは、その後の生活の質にも直結する重要な問題といえるでしょう。

 

 

場所ごとに気をつけること|マンションのバリアフリーリフォーム

車椅子のある生活

マンションでバリアフリーリフォームを行う場合は、部屋全体だけでなく、水回りやインターホンなどの場所ごとにも気をつけるべきポイントがあります。詳しく解説します。

 

キッチン

キッチンは、料理や食事の準備をする場所です。車椅子や歩行器などを利用する場合は、キッチンの動線や収納に工夫が必要といえるでしょう。以下のような点に気をつけながら、リフォームのプランニングを立てましょう。

・キッチンの高さや奥行きを調整する

・引き出しや引き戸などの開閉がしやすい収納にする

・手をかざすだけで水が出る自動水栓にする

・コンロやレンジフードなどの操作パネルを手前に配置する

 

洗面所

洗面所は、身だしなみや洗顔などで、毎日使う場所です。バリアフリーリフォームを実施する場合は、洗面台や鏡などの高さや位置に工夫が必要といえるでしょう。以下のような点に気をつけてみてください。

・洗面台の高さや奥行きを調整する

・洗面台の下に足が入るスペースを確保する

・手すりやベンチなどの補助器具を設置する

・滑りにくい床材に変更する

 

浴室

浴室は転倒事故などが起こりやすく、バリアフリーリフォームを真っ先に実施したい場所ともいえます。浴室でバリアフリーリフォームを行う際には、以下の点に注意しましょう。

・浴槽の高さや形状を変更する

・浴槽から出入りしやすいように手すりやベンチなどの補助器具を設置する

・床材や壁材を滑りにくいものに変更する

・温度調節ができるシャワーなどの設備に変更する

・ヒートショックが起こりづらいよう、浴室暖房をつける

 

トイレ

トイレは将来的に介助が必要になることも考えながら、使いやすいプランニングを検討しましょう。

・トイレ本体の高さや形状を変更する

・トイレ本体の左右に手すりを設置する

・トイレのスペースを広くする

・自動洗浄や大型リモコンなどの便利な機能を備えたトイレに変更する

 

インターホン

視力や聴力が低下した高齢者にとって、インターホンの位置や操作性が不便だと、来客や宅配などの対応が困難になります。また、インターホンと玄関ドアの開閉を連動させることで、車椅子や歩行器などを利用する場合でも、スムーズに出入りできます。リフォームプランを作る場合は、以下のようなアイデアがあります。

・インターホンの位置を見やすく聞きやすくする

・インターホンの操作パネルを大きく明るくする

・インターホンに録画機能や自動応答機能などの便利な機能を備えたものに変更する

・インターホンと玄関ドアの開閉を連動させる

 

廊下

廊下も、転倒などが多い場所です。廊下の幅や照明をリフォームすることで、トラブルの少ない住まいを目指しましょう。以下の点に注意します。

・廊下の幅を広くする

・廊下の床材を滑りにくいものに変更する

・廊下に手すりやベンチなどの補助器具を設置する

・廊下に人感センサー付き照明や非常用照明などの安全対策を施す

 

 

補助金|マンションのバリアフリーリフォーム

お金と植物

マンションのバリアフリーリフォームを実施した場合に受け取れる補助金を3つ紹介します。

 

介護保険による支援

介護保険は40歳以上の全ての国民が加入し、保険料を納めています。バリアフリーリフォームを実施した場合は、必ず補助金の受け取りを申請しましょう。20万円を上限として、リフォーム料金の7~9割が支給されます。

 

自治体による補助金

自治体によっては、介護リフォームに対して補助金が受け取れます。補助額は5万円以上のことが多く、手すりの設置などに役立てられそうです。

 

減税制度

特定のバリアフリーリフォームを実施した場合「バリアフリーリフォーム減税」として、所得税や固定資産税、贈与税の減税や控除、非課税措置が実施されます。場合によっては数十万円単位の節税になることもあるため、忘れずに申請しましょう。

 

 

まとめ|バリアフリーリフォームで住まいを快適に

車椅子の人

この記事では、マンションでバリアフリーリフォームを行う際の費用やポイント、補助金などについて解説しました。バリアフリーリフォームはマンションでも可能ですが、管理組合の承認やマンションの構造や設備に合わせた工事を選ぶことが必要といえるでしょう。

バリアフリーリフォームを行う際には、信頼できるリフォーム会社に相談することがおすすめです。マンションの構造や設備に詳しい技術者のほか、バリアフリーリフォームの実績があるリフォーム会社を選ぶことも重要です。

バリアフリーリフォームを検討されている人は、ナカトウにぜひご相談ください。水回りに強い知識をもったスタッフが多く、手抜きのない高品質な工事を実施します。

マンションで子供部屋をリフォーム!ポイントや費用相場、事例を解説

子供が家にいる間、多くの時間を過ごす子供部屋。我が子の性格や趣味に合わせて、快適で楽しい空間を作りたいものです。

しかし、マンションで子供部屋をリフォームする場合は、一戸建てとは違った注意点や制約があります。また、工期や費用も気になるところですよね。

この記事では、マンションで子供部屋をリフォームする際のポイントや費用相場、事例を解説します。オシャレで個性的な子供部屋のアイデアも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

 

 

子供部屋は必要?|マンションの子供部屋リフォーム

子供部屋

株式会社groove agentが実施した調査によると、子供部屋が必要だと考えている親は84.8パーセント。プライバシーの尊重や自己管理能力、集中できる学習環境のためには、子供部屋が必要だと考えている親がほとんどです。

子供部屋を与える時期は、小学校低学年と答える親が30.5パーセント、小学校高学年と答える親が40.0パーセント。7割以上の親が、子供が小学生のうちに子供部屋を与えたいと考えていることが分かりました。

また、広さについては、6畳分を与えたいと考えている親が54.6パーセントと半数以上を占めています。ただし、4.5畳〜5.5畳でよいと考えている親も41.7パーセントのため、部屋のスペースについてはそこまで神経質に広さを確保しなくても大丈夫なのかも。

なお、東京ガスの「家で子どもが過ごす部屋~子どもの過ごし方と親子それぞれの意識」によると、半数以上の子供は「子供部屋があって良くない点はない」と回答しています。子供にとっても、自分だけの部屋があることは嬉しいことのようですね。

 

 

気をつけること|マンションの子供部屋リフォーム

子供部屋

子供部屋を快適にするために、リフォームで気をつけるべきポイントを3つご紹介します。

 

リフォームしやすい間取りを考える

子供の成長は早いものです。今熱中している趣味は、数年後に見向きもしなくなってしまうかも。また、中学校や高校など、通っている教育機関によって、部活動などが変わることもあるでしょう。趣味や勉強スタイルに合わせて、デスクやベッドの配置を変えたいと思うかもしれません。

リフォームをする際は、間取りが簡単に変更できるような工事がおすすめです。間仕切り壁を設置したり、移動式の家具を選んだりしてみましょう。

 

収納を充実させる

子供部屋を作ることは、教育の一環でもあるといえます。子供が片付けをしやすいような間取りを作ることで、自分のスペースを自分で綺麗にする体験を積ませてあげましょう。収納を充実させるためには、以下のような工夫があります。

・クローゼットや棚などの収納スペースを増やす

・子供が使いやすい高さや位置に設置する

・収納ボックスやラベルなどを使って、物の分類や整理をしやすくする

・ベッド下やロフトなどの空間を有効活用する

 

冷暖房は完備させる

子供は、大人以上に外気温の影響を受けやすいもの。熱中症や風邪を防ぐためにも、冷暖房は完備させておきましょう。特に、1つの部屋を間仕切りなどで2つ以上に分割した場合、エアコンから遠い部屋については注意が必要です。

サーキュレーターや、高性能なカーテンの利用のほか、壁や天井に断熱材や防音材などを使うことをおすすめします。

 

リビングとの動線も考えて

実は、東京ガスの「家で子どもが過ごす部屋~子どもの過ごし方と親子それぞれの意識」によると、子供が夕食後に過ごすことの多い部屋で圧倒的多数なのはリビング。小学校低学年では9割以上、高校生男子でも53.6パーセントがリビングで過ごしています。

「子供は子供部屋で時間を過ごすもの」と考えすぎず、「もしかすると、勉強などはリビングでするかもしれない」など、柔軟に考えながら部屋のレイアウトを作成しましょう。

 

 

工期と費用は?|マンションの子供部屋リフォーム

納得している女性

suumoによれば、子供部屋のリフォーム費用の相場は、半数以上が60万円以下ほとんどの工事は1日で終了しますが、防音については、2週間〜1ヶ月程度の期間がかかる場合もあるため注意しましょう。工事費用の目安は以下のとおりです。

【部屋をおしゃれに】

・壁や床の張り替え:20万円前後

・畳からフローリングへの変更:25万円程度

・押し入れをクローゼットに変更:20万円前後

・ふすまを引き戸に変更:20万円前後

【防音】

・床材の下に遮音材を入れる:30〜80万円程度

・部屋全体を防音室にする:250〜400万円程度

【部屋数を増やす】

・間仕切りドアやパーテーションを設置する:15〜20万円程度

・壁を新設する:10〜30万円程度

【電気スイッチ】

・電気スイッチの新設:3万円程度

・電気スイッチの増設:5,000円程度

 

 

事例やアイデア紹介|マンションの子供部屋リフォーム

住宅の積み木を見る人々

子供部屋のリフォームは、オシャレなだけでなく、機能的で安全な部屋にすることも重要です。マンションで子供部屋をリフォームする際の事例やアイデアを4つご紹介します。参考にしてみてください。

 

1部屋を間仕切りで増やす

子供が二人以上いる場合は、1つの部屋を2つに分けてあげたいもの。しかし、マンションでは、壁を取り払ったり新しく作ったりすることが難しい場合があります。

そうした場合には、間仕切り壁を設置することで部屋を増やしましょう。また、クローゼットや入れ違いの2段ベッド、ロフト設置などで、部屋数を増やすことも考えられます。

 

壁を防音にする

子供が大きくなってくると、友達との長電話や勉強などで、夜更かしをすることもあるでしょう。また、親の目を離れて一人になる空間が欲しくなったりすることもあるものです。子供のプライバシーを守るためにも、音が聞こえづらいような構造にすることがおすすめです。壁を防音にする方法は、以下のようなものがあります。

・壁紙やクロスなどの表面材を防音性の高いものに張り替える

・壁内に断熱材や防音材などを入れる

・壁面に吸音パネルやカーペットなどを貼る

部屋の防音性をあげることは、熱効率や断熱性も向上させる効果があります。ぜひ検討してみてください。

 

天井にも壁紙をつけてオシャレに

子供が小さいうち、特にお勧めしたいのが、天井の壁紙です。宇宙やリボンなど、子供の好きな柄を選ぶことで、自分だけの空間を作ってあげましょう。天井に壁紙をつける方法は、以下のようなものがあります。

・天井用の壁紙やクロスを貼る

・天井用のシールやステッカーを貼る

・天井用のペンキやスプレーで塗る

DIYでも実施できますが、業者に頼んだほうが安全で、なおかつ仕上がりもよくなりますよ。

 

電気スイッチを部屋に移動

電気スイッチが廊下にある場合や、一つの部屋を二つに区切るリフォームをした場合は、電気スイッチを部屋の中に移動させましょう。子供同士の喧嘩やいたずらを防ぐ効果もあります。

リフォームで配線やスイッチを移設・新設するほか、工事が難しい場合はリモコン式や無線式のスイッチを設置する人もいます。

 

壁紙や小物の色にも注目

子供が長く過ごす場所だからこそ、部屋のメインカラーには気を配っておきたいところです。子供の好みや性格に合わせて色を選ぶほか、創造性を高める色、集中力を高める色、ほっと落ち着ける色など、子供に必要そうな色を選んでみましょう。

 

 

まとめ

子供部屋

マンションで子供部屋をリフォームする際のポイントや費用相場、事例を解説しました。子供部屋のリフォームは、子供の成長とともに変化するニーズに応えることが重要です。

リフォームはその都度違う業者に依頼するのではなく、信頼できるリフォーム会社に相談できれば、トラブルも防げそうです。

マンションリフォームで信頼できる業者をお考えなら、ナカトウにぜひご相談ください。お客様のご要望に合わせた最適なプランをご提案します。

 

 

信頼できるリフォーム業者をお探しならぜひナカトウへ

名古屋市熱田区にショールーム(Idea Lab.Rinobea)を構えるナカトウは、主に愛知県内で、リフォーム・リノベーションを実施しています。

Panasonicをはじめとする水回り設備の卸業者として、おかげさまで50年以上の経験と実績がございます。現場調査から、商品のご提案、工事まですべて自社で担当します。

ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

LINE無料相談も好評受付中

直接、弊社のリフォーム担当にご相談いただける【LINE無料相談】が大変好評です!

 

「キッチンのリフォームを考えているんだけど、どう進めたら良いかわからない」

「お手入れのカンタンな、おすすめのトイレを知りたい」

「高齢者も安心して入れるお風呂のリフォームはできますか?」

「水回り設備の卸しって、最新の設備も買えるの?」

「工事費込みで見積もりを出してほしい」

 

などなど、何でもお気軽にご相談ください。

またLINE上で、お見積りのご提案も可能です。

今すぐLINEでご相談はこちら

築50年のマンション、リフォームして住める?費用や失敗例、注意点も

安価に手に入れられる、築50年のマンション。立地や環境など、魅力的な面も多く「リフォームして住めるなら、購入したい」と考えている人も多いのでは。

築50年以上のマンションをリフォームする場合、費用はどの程度かかるのでしょうか。また、押さえておきたいデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

この記事では、築50年のマンションをリフォームして住むことについて、費用や失敗例、注意点などを詳しく解説します。また、耐震基準の改正など、築年数が古いマンションに関する重要な情報もお伝えしています。

築50年のマンションをリフォームして住むことに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

築50年のマンションはリフォームすれば住める?

悩む女性

築50年のマンションは、リフォームをすることで住める場合もあれば、住めない場合もあります。

築50年のマンションをリフォームする際に注意しなければならないのが、耐震基準(建物が地震に対してどれだけ耐えられるか)です。

特に、1981年より以前の基準で建てられた物件については、大地震の際に倒壊するリスクが非常に高く、耐震工事が必須です。築50年のマンションを購入する際は、耐震基準が今の基準を満たしているかどうかを必ず確認しましょう。

 

 

【費用相場】築50年のマンションリフォーム

電卓を見てお金のことを考える女性

築50年のマンションをリフォームする際に気になるのが、リフォームの費用です。リフォームのこだわりや建物の状況にもよりますが、おおよそ以下のような費用がかかると考えておきましょう。

 

水回りのみなど、部分的なリフォーム:100〜400万円前後

内装の大規模なリフォーム:200〜800万円程度

フルリノベーション:1,000万円以上

 

築50年以上の物件をリフォームする際におすすめなのが、スケルトンからのフルリノベーションです。内装や設備をすべて撤去して、自分好みに再構築するため、耐震性や気密性なども大きく底上げできます。

 

 

【デメリット・失敗例】築50年のマンションリフォーム

落ち込む男女

築50年のマンションをリフォームすることには、メリットもありますが、デメリットや失敗例もあります。築50年のマンションをリフォームした人たちのリアルな悩みを紹介します。

 

間取りが不便だった

内装や設備については一新し、見た目は新しくしたとしても、間取りはそのままにする例は少なくありません。住み始めてから、廊下が狭い、部屋が暗いなどの不便な箇所に気づくことも。

どうせお金がかかるなら、間取りから変えるべきだったと後悔する人は少なくありません。

 

設備の不具合が相次いだ

水回りの配管については、耐用年数を超えると水漏れや排水不良が起こることもあります。配管の寿命は、長くても40年程度。取り替えをしていない場合、新築同様の見た目でも、住み心地は大きく劣るかもしれません。

 

断熱性や気密性に不満

築50年前後の住宅は、基礎部分に歪みが出ていることも少なくありません。窓やドアなどの開口部が歪み、気密性が落ちてしまうなどのトラブルは頻発するでしょう。また、基礎部分に鉄筋が使われていない物件の場合、劣化や損傷が激しく、安心して住めない状態になっているかもしれません。

壁紙や床材などをリフォームし、機密性を高めたとしても、夏は暑く、冬は寒いなどの不快感を覚えてしまうかもしれません。また、エアコンなどの電気代もかさみます。

 

リフォームコストがかさみお得感がなくなった

スケルトンからのリノベーションをし、気密性や断熱性、耐震性能もあげるためには、多額のコストがかかります。また、工事中の仮住まい費用や地盤強化費用なども加味しておく必要があります。

場合によっては、新築を購入したのとほとんど変わらないような値段になってしまうかもしれません。

 

 

【購入見極めのポイント】築50年でもリフォームして住むべき物件とは

相談する夫婦

築50年の物件は、デメリットも少なくありません。では、どのような物件であれば購入に踏み切るべきでしょうか。詳しく解説します。

 

数十年にわたって住む予定がある

築50年以上のマンションは、住んでいて不便を感じないレベルまで手をかけようとすると、高額の費用がかかりがちです。意外にも、築30年程度の比較的築浅なマンションを購入したほうが、全体的なコストは安くなるケースすらあるでしょう。

高額の費用を投入しても、その後すぐに売却をしてしまうのでは、むしろ損をしてしまうことにも繋がりかねません。数十年にわたって住む予定があるかどうかはよく検討しておきましょう。

 

構造がしっかりしている

建物の構造がしっかりしている場合は、築50年のマンションでも、購入してそこまでの不具合を感じないかもしれません。たとえば、以下のような点に注目してみましょう。

・基礎や柱や梁などの骨組みが強固

・配管や電気などの設備が正常に機能している

・外壁や屋根などの外装が傷んでいない

構造がしっかりしているかどうかは、目視では判断できません。住宅診断や耐震診断を実施し、プロの意見を参考にしましょう。

 

場所や建物に思い入れがある

築50年以上のマンションに住むことは、ほとんどの物件では、メリットよりもデメリットのほうが大きいでしょう。ただし、マンションの立地や周辺環境、歴史、デザイン、愛着や思い出など「そのマンションにどうしても住みたい!」と思える場合は、手に入れることで人生への満足感を高められるでしょう。

場所や建物に思い入れがあるかどうかは、個人の感性や価値観によって異なります。自分の本当の気持ちに向き合うことが重要といえます。

 

耐震性に問題がない

築年数が経過している物件であっても、耐震工事などが実施された結果、現在の耐震基準に適合していた場合、購入を検討してみてよいかもしれません。

 

手入れされているか

小まめにリフォームや工事が実施されている物件は、基礎部分や外装、内装などにも大きな痛みが入りづらいものです。この場合は、購入後も大きなトラブルなく住み続けられるでしょう。

 

 

築50年の住宅をリフォームする際のポイント

畳を剥がそうとする男性

築50年の住宅をリフォームする場合には、どのようなポイントに気をつければいいのでしょうか。詳しく解説します。

 

住宅診断を実施

築50年の住宅は、構造や設備が高い確率で劣化しています。このため、購入やリフォームを検討する前に、必ず住宅診断を実施してください。リフォームの目的や方針を明確にできるほか、リフォーム後の品質や安全性を確保できるなどのメリットもあります。

 

耐震性能を確認

築50年の住宅は、耐震基準に適合していない物件がほとんどです。耐震診断は必ず実施しましょう。耐震診断は、住宅診断と同時に実施してもらえることがほとんどです。マンションの場合、耐震工事を個人で実施することはほとんど不可能なため、耐震基準が現在のものに満たない場合は、購入を諦めるのが無難といえるでしょう。

 

減税や補助が受けられるかチェック

大規模なリフォームや、耐震性・気密性など住宅性能をあげるリフォーム、バリアフリーなどのリフォームについては、国や自治体の減税や補助が受けられる可能性があります。条件が合う場合は忘れずに申し込みましょう。

 

 

まとめ

古いマンション

この記事では、築50年のマンションをリフォームして住むことについて、費用や失敗例、注意点などを詳しく解説しました。築年数が古いマンションは、価格が安くて魅力的に見えるかもしれませんが、耐震性や気密性などを考えると、やや不安が残る住宅といえるかもしれません。購入の際は、慎重な判断が求められるといえるでしょう。

マンションのリフォームに関する相談や見積もりをお考えなら、ナカトウにお問い合わせください。マンションリフォームで数多くの実績をもち、特に水回りについては深い知識を有したスタッフが数多く在籍しています。スケルトンからのリノベーション実績も豊富です。

 

 

信頼できるリフォーム業者をお探しならぜひナカトウへ

名古屋市熱田区にショールーム(Idea Lab.Rinobea)を構えるナカトウは、主に愛知県内で、リフォーム・リノベーションを実施しています。

Panasonicをはじめとする水回り設備の卸業者として、おかげさまで50年以上の経験と実績がございます。現場調査から、商品のご提案、工事まですべて自社で担当します。

ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

LINE無料相談も好評受付中

直接、弊社のリフォーム担当にご相談いただける【LINE無料相談】が大変好評です!

 

「キッチンのリフォームを考えているんだけど、どう進めたら良いかわからない」

「お手入れのカンタンな、おすすめのトイレを知りたい」

「高齢者も安心して入れるお風呂のリフォームはできますか?」

「水回り設備の卸しって、最新の設備も買えるの?」

「工事費込みで見積もりを出してほしい」

 

などなど、何でもお気軽にご相談ください。

またLINE上で、お見積りのご提案も可能です。

今すぐLINEでご相談はこちら

マンションの配管リフォーム|中古物件購入の際気をつけたいポイントも

中古マンションを購入し、リノベーションやリフォームをして暮らす上で気になるのが、配管など目に見えない部分の劣化状況です。特に給水管(水道)は生活の質に直結することもあり、不具合が出てから対応するのではなく、そもそも不具合がでない住宅に住みたいものですよね。

この記事では、マンションを購入するにあたって、配管をリフォームしたくなった場合や、リフォームが必要そうか見極めるためにはどのようなことに気をつければいいのか、具体的なポイントを解説します。中古物件の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

マンションの配管とは?リフォームはできる?

水道をチェックする業者の人

まずは、配管リフォームの基礎知識について解説します。

 

マンションの配管とは

そもそもマンションの「配管」とは何なのでしょうか。マンションの配管には、以下のよう3種類が含まれます。

・給水管(給水。飲料水などを供給する)

・給湯管(給水管から送られた水を沸かす)

・排水管(トイレ、洗面所、風呂、雨水などの排水を下水道まで流す)

・ガス管

このうち排水管とガス管は、トラブルが少なく、耐用年数も長いのが一般的。一方、給水管と給湯管は水圧が頻繁にかかるため、水漏れなどが起きやすく、定期的に入れ替えなどの工事が発生します。

 

マンションの配管はリフォームできる?

マンションの場合、専有部分の配管に不具合が発生した場合は、各自での工事依頼が必要です。耐用年数の目安は、配管に使われている素材や工事のレベルによっても異なりますが、おおよそ15年から40年程度。

築25〜30年程度のマンションを購入する場合は、配管のリフォームが実施された履歴はあるかどうか、必ずチェックしておきましょう。

共有部分の配管工事については、規模が大きくなるので、部分的な修理や交換が一般的です。不具合が出ていない場合は取り替えが実施されることは基本的にありません。

共有部分でも、新品の配管で安心しながら暮らしたいと考える場合は、築年数の浅いマンションを購入するか、築40年以上が経過し、建て替えを検討しているマンションを購入しましょう。

 

 

配管をリフォームするべき目安

配管をチェックする人

リフォームかどうかを判断する際は、実際に水道から水を出してみて、水の状態を確認しましょう。以下のようなトラブルが発生している場合は、給水管や給湯管のリフォームを検討したほうが良さそうです。

・水漏れしている

・水の流れが悪い

・水が赤っぽい

・水が濁ってくる

これらの症状は配管内部の腐食や劣化、詰まりやパッキンの緩みなどが原因で起こります。 一度劣化してしまった配管は回復することはないので、早めに対処する必要があるといえるでしょう。

 

 

配管設置の方法2種類とは

悩む女性

排水管は、床から出ているか壁から出ているかの2種類に分かれます。どちらから出ているかによって、リフォームの費用などが変わったりといった変化が生まれるため、違いについて押さえておきましょう。

 

壁に設置する

配管を、壁の内側に隠します。見た目がスッキリしておしゃれになるほか、手洗いボウルやトイレの種類やサイズに自由度が高いメリットがあります。

一方で、メンテナンスが難しく、配管にトラブルがあった場合には壁を破壊しなければならないこともあります。また、設置・リフォームどちらの工事でも、費用が高くなる傾向にあります。

さらに、配管を壁面に埋めるために壁を厚くする必要があり、部屋が狭くなることも押さえておきましょう。

 

床に設置する

床にそのまま配管を通します。メンテナンスが簡単で、配管が詰まったりした場合にも対処しやすいほか、費用が安く、工事も簡単にできるのが大きなメリットです。また、配管を壁面に埋める必要がないため、部屋を広く使えるのも魅力といえるでしょう。

一方で、見た目が野暮ったくなりやすいほか、配管の位置によっては、手洗いボウルやトイレの種類やサイズに制限があることをデメリットとして考える人もいます。

 

 

配管のリフォームの費用目安

電卓を見てお金のことを考える女性

配管は、給水管と排水管、どちらを工事するかによって費用が変わります。

給水管の場合、部分交換は1万円以内、全体を交換する場合は10〜20万円が交換目安です。一方、排水管の場合、部分交換は1.5万円、全体は20〜30万円程度かかります。

ただし、マンションの場合、構造上の理由から、一軒家よりもコストが上乗せされるケースがあります。

また、配管の移動がある場合も、費用が上乗せされる傾向にあります。また、壁や床の解体や、水回り設備の取り外し・再設置にもコストがかかります。

 

 

配管リフォームの注意点

納得している女性

マンションで配管リフォームを検討する際に気をつけておきたいポイントについて、詳しく解説します。

 

管理組合や管理会社に相談する

工事の実施前は、必ず管理組合や管理会社に相談しておきましょう。規約によっては、水回りの工事は禁止されているケースもあります。また、配管リフォームの許可や申請、工事時間や方法、費用負担などについて規定されている場合もあるかもしれません。

マンション規約を遵守しないで配管リフォームを実施すると、管理組合や管理会社からクレームや損害賠償請求などのトラブルが発生する可能性があるため、十分に気をつけましょう。

 

配管の設置位置や移動距離によって費用が変わる

配管リフォームの費用は、配管の設置位置や移動距離によって大きく変わります。特にマンションでは、構造上の制約や共有部分への影響も考慮しなければならないため、一戸建てよりも費用が割高になることが少なくありません。

不要なコストを発生させないためにも、配管の設置位置や移動距離についてはよく検討しておきましょう。

 

配管リフォームの業者選びや見積もり比較をする

配管リフォームは専門的な技術や知識が必要な工事であるため、信頼できる業者に依頼することが必要です。業者選びの際には、実績や口コミ、保証制度などをチェックしましょう。

また、業者は2〜3社検討し、相見積もりをすることもお勧めします。相見積もりの際は、「安くしてくれるか」「値切ってくれるか」など、価格の面だけを見るのではなく、長期に安心してメンテナンスをお願いできそうかをチェックしましょう。

 

水まわりのリフォーム工事も同時に実施

配管リフォームを行う際には、水まわりのリフォーム工事も同時に実施するのがおすすめです。配管リフォームの際は、水回り設備の解体や再設置が必要になり、水回りのリフォームを実施しなかったとしても費用がかかるからです。

特に、水回り設備の寿命が近づいている場合は、ぜひ同時に工事を実施しましょう。別々に工事を実施するより、工事期間や費用が節約になるケースがほとんどです。気持ち的にも大きくリフレッシュできそうです。

 

 

まとめ

水道の蛇口

この記事では、マンションの配管リフォームについて、中古物件購入の際に気をつけたいポイントや注意点を解説しました。

配管リフォームは、マンションの快適性や安全性を高めるために重要な工事ですが、マンションの場合は一戸建てとは異なる特徴や制約があります。そのため、配管の種類や状態を確認したり、管理組合や管理会社に相談したり、マンション規約をチェックしたりすることが必要です。

また、配管リフォームの費用や方法も、配管の設置位置や移動距離、交換時期や方法などによって変わってきます。

配管リフォームの実施で特におすすめなのが、水まわりのリフォーム工事も同時に実施することです。工事期間や費用を節約し、気持ちも新たに生活を始められるでしょう。

配管リフォームをお考えの方は、ぜひナカトウにご相談ください。ナカトウは、水回りのリフォーム工事について豊富な経験と実績を持っています。お客様のご要望や予算に合わせて、最適な配管リフォームプランをご提案いたします。

見積もりや相談は無料のため、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

 

信頼できるリフォーム業者をお探しならぜひナカトウへ

名古屋市熱田区にショールーム(Idea Lab.Rinobea)を構えるナカトウは、主に愛知県内で、リフォーム・リノベーションを実施しています。

Panasonicをはじめとする水回り設備の卸業者として、おかげさまで50年以上の経験と実績がございます。現場調査から、商品のご提案、工事まですべて自社で担当します。

ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

LINE無料相談も好評受付中

直接、弊社のリフォーム担当にご相談いただける【LINE無料相談】が大変好評です!

 

「キッチンのリフォームを考えているんだけど、どう進めたら良いかわからない」

「お手入れのカンタンな、おすすめのトイレを知りたい」

「高齢者も安心して入れるお風呂のリフォームはできますか?」

「水回り設備の卸しって、最新の設備も買えるの?」

「工事費込みで見積もりを出してほしい」

 

などなど、何でもお気軽にご相談ください。

またLINE上で、お見積りのご提案も可能です。

今すぐLINEでご相談はこちら

犬と暮らす家の間取りは?リノベ・リフォームのポイントや事例を紹介

人生のパートナーとして愛されている犬。犬の健康や安全、快適さを考えたリノベーションやリフォームを実施するためには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

この記事では、犬と暮らす家の間取りについて、気をつけるポイントや費用相場、アイデアや事例を紹介します。マンションや戸建てのリフォームやリノベーションで、愛犬が幸せに暮らせる間取りを検討したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

アイデア|犬と暮らす家の間取り

犬の画像

犬と暮らす家を考える際に、必ず押さえておくべきポイントをいくつか紹介します。深刻な事故や怪我を防ぐためにも、ぜひ覚えておきましょう。

 

走らせるスペースを確保

犬は運動好きな動物です。運動不足になるとストレスや肥満などの問題が起こるため、十分な運動量を確保するためのスペースを用意できれば嬉しいですね。

おすすめなのは、庭やドッグランを作ること。用意したいスペースは、小型犬であれば100㎡、大型犬であれば500㎡程度が目安です。マンションや都内などでは難しいかもしれませんが、面積に余裕がある場合はぜひ検討してみましょう。

 

目の届く位置にペットコーナーを

犬の性格によっては、常に人間と一緒の空間にいることがストレスにつながることもあります。犬が落ち着けるペットコーナーを作ってあげることも検討してみましょう。

ペットコーナーを設ける場合は、リビングやダイニングなど人間の生活空間から離れすぎない場所にすることをおすすめします。

 

足洗い場で清潔に

散歩のあと犬をそのまま家の中に入れると、床や家具などが汚れたり傷ついたりする可能性があります。玄関近くに足洗い場を設け、犬の足や体を洗ってあげましょう。

 

 

費用相場|犬と暮らす家の間取り

リフォームの打ち合わせ

犬と暮らす家を作る際には、どの程度の費用が必要になるのでしょうか。目安を解説します。

 

ドッグラン

ドッグランを自宅の庭などに設ける場合の費用目安は、およそ100万円前後です。工事には、基礎工事やフェンス設置、人工芝の設置などが必要です。ただし、ドッグランの大きさや、建具へのこだわりなどによっても費用は変わるため注意しましょう。芝を天然芝にした場合、維持管理費なども計上しておきます。

 

ペットコーナー

ペットが日中過ごすための部屋や、エサやおもちゃなどを収納しておくためのペットコーナーを用意するのも人気です。通常の居室を分割する場合や、床面積を広げて増築する場合などが考えられます。

増築して部屋を作る場合の費用は、1畳あたり40〜70万円前後が目安です。なお、増築の際は建築確認の申請が必要になるため、そのための費用も計上しておきましょう。

今ある居室に間仕切りなどを設け、ペットコーナーを作る場合の費用は10〜30万円程度かかることが一般的です。

 

壁の張り替え

ペットに優しい壁クロスへの張り替えは、5万円前後から可能です。珪藻土を塗るなどの大規模なリフォームの場合は20万円ほどかかることもあります。

 

床暖房

犬を飼っている人に人気のリフォームが、床暖房の導入です。リビングなど、犬が日中過ごすことの多い場所に設置しましょう。

床暖房の取り付け費用は、工事の方法や熱源によっても異なります。1畳あたり約5〜15万円を見越しておきましょう。

また、熱源に温水式を選ぶ場合は、熱源機の設置が別途必要です。設置費用は25万〜100万円かかるため、こちらも準備しておきましょう。

 

足洗い場

蛇口だけをつけるのか、水栓を固定するのかなど、どのような設備を選ぶかによって価格は変動しますが、おおよそ4万~13万円程度を見込んでおけば、満足のいくリフォームが実施できるでしょう。

 

 

ポイント|犬と暮らす家の間取り

犬の画像

間取り以外にも、犬と暮らす家をリフォームで作る際に考えたいポイントについて、いくつか解説します。

 

滑りにくい床を選ぶ

犬を飼っている方がリノベーションやリフォームを実施して後悔するケースとして圧倒的に多いのが、床材のチョイスミスです。インターネットでは、以下のような声が上がっています。

 

ワンの足が滑り足腰にも悪いですしね。

ワンの滑り止めワックスを試した事がありますが、やはり滑っていましたし傷もついていました。

引用:Yahoo!知恵袋

 

犬にフローリングはNGです。

特に大型犬ともなると足腰の負担は大きくなるので、確実に足腰やられます。若い頃は良いとしても、歳をとってくると蓄積された負担が症状として現れ始めます。

もちろん早くから症状が出る子もいます。

引用:Yahoo!知恵袋

 

大型犬も小型犬もフローリングで滑る状態で暮らすことは犬に凄い負担になりますので何らかの対応が絶対必要です

股関節や手の変形になります

友達の小型犬は四足で立つと前の手が外に曲がってしまってしまいました。

早めに対処しないと、今後手術等が必要になったり歩けなくなったりします

引用:Yahoo!知恵袋

 

犬の足の裏は、非常に滑りやすいもの。人間でいうと、靴下を何枚か重ねて履いた上で、毛糸の靴下を履いたような状態だともいわれています。歩く、座るなどの基本動作を取るだけでも、足腰に対して不自然な力が入った状態になってしまうことが分かります。

犬の健康を守るためにも、リノベーションやリフォームをする場合は、床材をフローリングにすることは絶対にやめましょう。無垢材やコルク、ラミネートフローリングといった滑りづらい床材を選ぶことをおすすめします。

 

浴室の事故を防ぐ

浴室に犬が侵入し、湯船に落ちたり、お湯を飲んだりする事故は、確実に防がなければなりません。浴室のドアは内開きにするなど、犬が自分で開けられないようなものを選びましょう。

 

階段の傾斜は緩やかに

階段はフローリング同様、犬の関節や腰、背中に負担が大きい場所です。特に高齢犬や小型犬、体重が重い犬などは注意が必要です。

階段の傾斜は緩やかにすることで、安全性と快適性を高めましょう、また、1段ごとの高さも低くしておくことを心がけましょう。

 

床と壁の素材は汚れが目立たないものに

犬と暮らす家では、床や壁が汚れたり傷ついたりすることがよくあります。犬が足や体をこすりつけたり、爪で引っ掛けたり、尿や嘔吐物などを吐いたりすることで、床や壁の素材にダメージが与えられるからです。床や壁は汚れが目立たない素材を選ぶのがおすすめです。濃い色や柄物にすれば汚れが目立ちづらくなります。

一方、明るい色や白色を選べば、汚れが目立ちやすく、こまめに掃除ができるため、部屋を清潔に保てることが考えられます。

どちらがよいかは、部屋のデザインや、重視したい部屋の状態、ライフスタイルによっても異なります。自分にとってピッタリの壁や床を選ぶことで、犬との生活をより一層楽しみましょう。

 

 

まとめ

犬の画像

犬と暮らす家の間取りは、犬の特性やニーズに合わせて工夫することが大切です。滑りにくい床や内開きの浴室ドア、脱走防止など、犬の事故や怪我を防ぐための対策は忘れずに実施しましょう。

また、走らせるスペースやペットコーナー、足洗い場など、犬が快適に過ごせる空間を作ることで、犬との絆や楽しみも深まります。

特に、浴室や足洗い場といった水回りは、犬との暮らしを清潔に保ち、トラブルや事故を防ぐためにもじっくりと検討したい箇所といえます。

マンションや一戸建てで、犬と一緒に暮らすためのリノベーションやリフォームを検討している方は、ぜひナカトウにご相談ください。水回りの卸問屋として会社をスタートさせており、家を清潔に保つための水回り設備にまつわる深い理解のあるスタッフが数多く在籍しています。

 

 

信頼できるリフォーム業者をお探しならぜひナカトウへ

名古屋市熱田区にショールーム(Idea Lab.Rinobea)を構えるナカトウは、主に愛知県内で、リフォーム・リノベーションを実施しています。

Panasonicをはじめとする水回り設備の卸業者として、おかげさまで50年以上の経験と実績がございます。現場調査から、商品のご提案、工事まですべて自社で担当します。

ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

LINE無料相談も好評受付中

直接、弊社のリフォーム担当にご相談いただける【LINE無料相談】が大変好評です!

 

「キッチンのリフォームを考えているんだけど、どう進めたら良いかわからない」

「お手入れのカンタンな、おすすめのトイレを知りたい」

「高齢者も安心して入れるお風呂のリフォームはできますか?」

「水回り設備の卸しって、最新の設備も買えるの?」

「工事費込みで見積もりを出してほしい」

 

などなど、何でもお気軽にご相談ください。

またLINE上で、お見積りのご提案も可能です。

今すぐLINEでご相談はこちら

猫と暮らすリフォーム|マンション向けのアイデアやポイントを解説

人気のペットである猫。マンションで猫と暮らす場合は、猫の快適さや安全性を考えたリフォームが必要です。

この記事では、猫と暮らすリフォームのポイントや注意点、費用の目安、おすすめのアイデアを紹介します。猫と一緒に快適で楽しいマンションライフを送るために、ぜひ参考にしてください。

 

 

長生きになりつつある猫

猫と女性

一般社団法人ペットフード協会が実施した「令和4年全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の平均寿命は2010年比で1.26歳伸び、15.62歳を記録しています。

年々、長生きになりつつある猫。同調査では、完全室内飼育の猫のほうが寿命が約2歳ほど長いという結果も出ています。マンションを猫ちゃんが暮らしやすいようにリフォームすることは、猫とより長く暮らすためにも必要不可欠といえるでしょう。

 

 

ポイントや注意点|猫と暮らすリフォーム

猫と女性

猫と暮らすリフォームを考えるうえで気をつけておきたいポイントについて、詳しく解説します。

 

脱走防止は何よりも優先して

猫は好奇心旺盛で、外の世界に強い興味を持ちます。しかし、マンションで暮らす猫にとって、外に出ることは危険なことでもあります。車や人にぶつかったり、迷子になったり、感染症にかかったりする可能性があるからです。また、ほとんど外に出たことのない猫の場合、一度外に迷い出てしまうとパニック状態に陥ることもあり、家に戻ってくることは困難を極めることでしょう。

そのため、猫と暮らすリフォームでは、脱走防止を何よりも優先させる必要があります。猫が飛び出さないよう、窓やドアにネットや柵を設置しておきます。また、玄関や廊下には、猫が出入りできないようにドアやゲートを設置しましょう。

 

猫の性格を把握する

猫は個体差が大きく、性格や好みも様々です。猫と暮らすリフォームでは、猫の性格を把握することが重要です。例えば、人懐っこい猫は飼い主と一緒にいることを好みますが、内向的な猫は自分のプライベートスペースを必要とします。

また、人見知りの激しい猫の場合、飼い主が来客を招くたびに人見知りでストレスを覚える可能性もあります。別室や、隠れられる場所などは必ず用意しておきましょう。

 

猫の行動や動線をチェック

猫と暮らすリフォームでは、猫の行動や動線をチェックすることも大切です。どこで遊んだり寝たりするか、どこからどこへ移動するか、どこで爪とぎしたりトイレしたりするかなどを観察してみましょう。それによって、猫のニーズや好みがわかります。

行動や動線に合わせて、爪とぎ場所やトイレ場所も決めましょう。爪とぎ場所は、猫がよく通る場所や角に設置するのがおすすめです。

また、トイレの場所は猫が落ち着いて用を足せる場所がベストです。人の目に晒されない場所などを選んであげましょう。

 

水飲み場は複数設置

猫は水分摂取量が少なくなりやすい動物です。あまりにも水分摂取量が少ない場合、腎臓病や尿路結石などの病気にかかってしまうことも。水飲み場を複数設置できるような家の作りにしておくことをおすすめします。

水飲み場は、猫がよく遊んだり寝たりする場所など、猫の生活動線上に配置しましょう。また、水飲み器の種類や、水飲み器の大きさや高さも、猫に合わせて選ぶことが重要です。

 

ニオイ問題も対策

猫のニオイは、トイレやフード、体毛などから発生します。トイレやフードの管理や掃除がこまめにできるようなリフォームを検討しましょう。臭いがこもりづらいよう、換気のしやすい間取りや設備を取り入れるのもおすすめです。

 

多頭飼いの場合は共生できる家づくりを

多頭飼いの場合は、猫同士の仲良し度や性格差によって、ストレスやトラブルが起こりやすくなります。そのため、猫同士が仲良く暮らせるような部屋作りを心がけましょう。

特に、部屋を仕切れるように作っておくのは重要です。猫は、老化や体調不良などによって力関係が変わり、激しい喧嘩などが起きてしまうこともあります。怪我などを防ぐためにも、部屋はできれば2つ以上用意し、万が一の際は部屋を仕切れるような作りにしておきましょう。

 

事故を防ぐ工夫も忘れずに

猫は好奇心旺盛で、色々なものに興味を持ちます。しかし、それが原因で事故に巻き込まれることもあります。電気や火は猫の手が届かないところに固定しておく、落下防止の柵などを設けておくといった工夫を忘れずに。

 

 

費用の目安|猫と暮らすリフォーム

話し合う人々

猫と暮らすリフォームの費用目安は、工事によっても異なりますが、部分的な工事である場合はおよそ20万円、多くとも100万円程度を用意しておくと安心して予算を組めるでしょう。

たとえば、壁や天井を張り替えて、引っ掻かれても傷がつきにくい素材に変える場合の費用目安は、15畳で20万円程度。フローリングを張り替える場合は、80万円ほど費用がかかります。

キャットウォークを造作する場合の費用は、棚板6枚で30万円ほどが目安です。

部分的なリフォームだけでなく、部屋を丸ごとリフォームするなどの大掛かりな工事になる場合は、200〜600万円程度かかることもあります。

 

 

アイデア6選を紹介|猫と暮らすリフォーム

猫の写真

ここからは、実際に施工事例もある、猫と暮らすリフォームのアイデアについて6つを紹介します。

 

抜け毛掃除を楽にするフルフラットな床

猫は1年中、抜け毛を出します。掃除を楽にするためには、フルフラットな床を選びましょう。フルフラットな床にしたうえで自動掃除機などを使えば、床掃除のわずらわしさからはほぼ解放されますよ。また、段差が少ないため、猫も人間も、足腰に負担がかかりにくくなります。

 

猫専用ドアで癒される

猫は自由気ままで、好きなときに好きな場所を行き来したいと考える生き物。しかし、エアコンや匂い、来客などの都合上、部屋のドアを仕切ったり閉めたりしなければならないこともあるでしょう。

この問題を解決するためにも、ドアに猫専用の小さなドアを設置することをおすすめします。猫のストレスや不満が減るほか、飼い主が部屋のドアを開け閉めしなくて済むようになり、飼い主側の手間やストレスが減るメリットも。

猫が小さなドアを通る姿は可愛らしく、癒し効果も期待できそうですね。

 

収納にもなるキャットウォーク

高いところが好きな猫。壁や天井に登ったり飛び移ったりすることは、避けられないといえるでしょう。しかし、マンションで室内飼いをする場合、猫の運動量や快適さを確保することが難しいケースも。

そんなときは、部屋の壁にキャットウォークを設置することで、猫が動けるスペースを増やしましょう。

また、キャットウォークは軽い荷物であれば収納も可能です。一種の壁面収納とも考えられるため、部屋全体をスッキリと見せられる効果も生まれます。

 

脱走防止のドアを設置

猫が開けられないように工夫された二重ドアは、リノベーションやリフォームを考えるなら必ず検討したい項目です。脱走防止用の柵はDIYでも作成可能ですが、耐久性は保証できません。確実に猫が脱走しない住まいを作るためには、プロに工事を頼んでもらうことをおすすめします。

 

表面が滑りにくく、足腰に負担がかからない床材

床材が滑りやすいと、猫は滑って転んだり、怪我をしたりする可能性も高まります。猫の足腰に負担がかかるため、滑りにくい素材を選ぶのがベターといえるでしょう。特に、クッションフロアやタイルカーペット、木材などの素材を選ぶことをおすすめします。

 

イオン発生器を天井に埋め込む

猫は匂いに敏感なため、消臭剤などを利用すると体調が悪くなってしまうこともあります。空気中のニオイや汚れを除去できるイオン発生器であれば、猫に負担をかけず、臭いを防ぐことができるでしょう。

床に据え置きするタイプや、コンセントに挿して利用するタイプもありますが、事故を防ぐという観点からすれば天井に埋め込むのがベスト。リフォームの際はぜひ検討してみてください。

 

まとめ

猫の写真

この記事では、猫と暮らすリフォームについて、マンション向けのアイデアやポイントを解説しました。猫の性格や行動に合わせて、脱走防止やニオイ対策、事故防止などのポイントや注意点を押さえたリフォームを検討しましょう。

フルフラットな床や猫専用ドアといったアイデアは、猫と飼い主の両方にメリットをもたらします。ぜひ、導入してみてください。猫と暮らすリフォームは、猫と飼い主の幸せな関係を築くための投資の1つでもあります。猫と一緒に快適で楽しいマンションライフを送りましょう。

 

 

信頼できるリフォーム業者をお探しならぜひナカトウへ

名古屋市熱田区にショールーム(Idea Lab.Rinobea)を構えるナカトウは、主に愛知県内で、リフォーム・リノベーションを実施しています。

Panasonicをはじめとする水回り設備の卸業者として、おかげさまで50年以上の経験と実績がございます。現場調査から、商品のご提案、工事まですべて自社で担当します。

ご予算やライフスタイル、デザイン、素材など、さまざまな条件を丁寧にヒアリングし、お客様に最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

LINE無料相談も好評受付中

直接、弊社のリフォーム担当にご相談いただける【LINE無料相談】が大変好評です!

 

「キッチンのリフォームを考えているんだけど、どう進めたら良いかわからない」

「お手入れのカンタンな、おすすめのトイレを知りたい」

「高齢者も安心して入れるお風呂のリフォームはできますか?」

「水回り設備の卸しって、最新の設備も買えるの?」

「工事費込みで見積もりを出してほしい」

 

などなど、何でもお気軽にご相談ください。

またLINE上で、お見積りのご提案も可能です。

今すぐLINEでご相談はこちら

ページトップへ戻る